前回のブログに書きましたように、ヘッドの塗装作業は終了しました。で、ギターを組み上げますとついに私のトーカイ製のストラトがフェンダー化されることとなります。

 コチョコチョと組み立ててできあがったのがこちら。↓

strat1
 全体像。

strat2
 ヘッド。他の部分と比べて新しくて白いです(笑)。

strat3
 ボディ。ハイフレット部分の指板が天然スキャロップド状態。30年弾くとこうなります。リッチーはかつて「オールドギターの弾きやすさを求めてスキャロップドにした」と話していましたので、こういう状態にするのがそもそもの目的だったのでしょう。それにしても結構ボディは重いです。

strat4
 ネックプレート。ちょっとこだわってUSAの部品を使いました。若干レリック加工済み(笑)。

strat5
 ボディ裏全体。まだ若かった頃(多分高校生かな?)ロッキンfか何かで読んだ「ストラト改造法」を施された結果ザグリが大きくなりました。ちなみに裏スプリングのリバーブ音が大嫌いなのでスポンジを挟んでいます。スプリングは3本ですが、現在アームを使っていないのであまり意味はありません。

strat6 
 ウワサの(笑)「T-バッカー」。79年製です。高校生の頃馴染みの楽器屋で新品を買いました。ピックアップカバーも箱ももうどこかに行っちゃったなぁ・・。確か当時18千円か20千円くらいで売っていたと思います。今でも同じくらいか、時には倍くらいの値段で取引されていますね。エスカッションもそのピックアップに付いていたギブソンのものです。ギブソン用は当然ボディのアールに沿って下側が丸くなっていますので、ヤスリで削って平らにしました。

 大学生の頃海岸で行われた野外イベントのステージで30分ほど演奏したらポールピースが一発で全部錆びちゃいました。海風恐るべし。もう使い始めて27-8年経ちますから相当年季入ってます。マグネットはダンカンカスタムのものです。ちなみにトレモロユニットは昔のフェルナンデスの鉄製オールドタイプ。デビュー直後のエディの影響ですね。シャリーンとした感じの音がなかなかいい感じです。

 ボリュームノブはオリジナルのトーカイのものが割れちゃったので、トーンノブと一緒にフェンダージャパンのモダンストラト用のものに交換しました。こちらの方が字体がモダンストラトと同じなので気に入っていますが、何しろ文字の色が新しいので先日ブログに書いたように靴墨でエイジド加工しました。

strat7
 結構ボディも渋く痛んでいます。ポリ(確かトーカイの当時のカタログでは「ポリウレタン」と書いてあったような気がする・・)といってもトーカイのポリはとても柔らかく、塗装の厚みも薄いです。当時の他のメーカーのようにどこかに当てると「ボロッ」と塊が剥がれ落ちるような塗装ではありません。こちらも30年弾いているうちに腕があたる部分の色が剥がれました。

 こうやってみると、なかなかカッコイイですね(笑)。我ながらそう思っちゃいます。写真ではよくわからないかも知れませんが、ボディは本当に30年の年季を感じる渋みが出ています。手の当たるいろんな部分が黄変していて、これはコンパウンドで磨くと綺麗になるのですが、不思議なことにすぐまた黄色くなっちゃうんです。

 理由はわかりませんが、汗か何かが塗装に染み込んじゃってるんですかねぇ。よくわかりませんので、もう放っています。なんか昔のリッチーのホワイトのストラトみたいで、こういう汚れ方もいいかも知れません。

 久しぶりに弾いてみますとなかなかイイ音します、生音が(笑)。ネックもボディもいい鳴りしてます、なんて書くと「生音重視派」の方が喜んでくれるかな・・。そりゃ30年も経ちゃ、それなりにいい音するでしょ。でもアンプから出てくる音には全く影響ないですよ、多分。

 ・・・という感じで、私のギターのフェンダー化計画は無事終了。後ほどフェンダー化計画の副産物としてできたものの写真をおまけでアップします。お楽しみに。

関連記事
フェンダー化計画