最近のギターの新商品などを見ていると、なんかパチもんばかりになっちゃいましたね。有名ギタリストの完コピやオールドギターのレリックなど・・。それもメーカーがそんな商品を出しているわけで、メーカーがニセモノのオールドギターを作ってるわけですからもう一体全体どうなっているのやら・・。

 新しい楽器が売れないからこんなことをしているのか、オールドギターにプレミアがつくからこんなことをしているのか、理由はよくわかりませんけれども、良く考えてみればオールドのニセモノ(「レプリカ」「レリック」「NOS」・・呼び方はなんでもいいです)を作るって、私がフェンダーのパチもんを作ろうとしているのと全然変わらないですよ。

 私のギターの方が本当に30年経っているだけにまだましなくらいに思えてきます。しかもトーカイだからフェンダージャパンと同じ製造元。フェンダーを名乗っても全然問題ないくらいです。言ってみれば「オールドのフェンダージャパン」と同じ事ですからね。

 でもいくらUSAのフェンダーとはいえレリックものはどうなんでしょうか?これは新品をエイジド加工しただけのまるっきりのウソもんなのですから、これは本当にパチもんでしょう。一つ言い訳があるとすれば「本家本元のメーカーが作っている」という一点だけ。いずれにしても古いものじゃないんでニセモノです。

 なんかこんなことしてると世の中のオールドギター市場なんて信用できませんねぇ・・。それがメーカーの狙いだとしたらなかなかしたたかなやり方だなぁと思いますが・・。だって本家本元がオールドにまるっきり似せたギターを本家本元のパーツを使いながらやっちゃうわけですから、鑑定眼を持っていない普通の人に判別など不可能です。普通の人なら「このストラト、57年ものでホンマもの」って言われたらころっと騙されて大枚叩いちゃいますよ。

 そんなものに比べれば私のフェンダー化計画などカワイイものに思えてきます。別に誰かに高く売ろうとするわけでもなく、新品を古く見せようとするわけでもなく、ただ単に自分の趣味でフェンダーのパーツを使って自分のギターを作り直しているだけの話ですからね。

 世の中ニセもんとパチもんオールドに満ちあふれていますから、よほど気をつけないと危ないですよね。PAFだって今時本家ギブソンが「Patent Applied For」のシールを貼ったモデルを売ってますものね。そりゃあ字体が違うとかいろいろ見分け方はあるのでしょうが、エイジド加工しちゃえばこんなもの・・。

 今どき「オールド」ほどギターの市場で胡散臭いものはないような気がしていますね。

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