ピックアップの話

2010/03/18 Thu 02:41

 いやはや、最近の楽器事情を知らなかっただけに詳しくなかったんですが、今時はいろんなものがレアものになり、いろんなものにいろんな名前がついているもんですねぇ。

 トーカイの古いストラトが評価されているという話も前回に書きましたが、今回はピックアップの話です。私のそのトーカイのストラトにはリアピックアップにエディ・ヴァン・ヘイレンの真似をしてギブソンのピックアップをつけているのですが、ネットを見ていますとそのピックアップのことを「Tバッカー」とか「刻印NO.PAF」などと呼ぶのだとか。

 へぇー、そうなんだぁ、と思いながらも、別にそんなに凄いピックアップだとは思わないけどなぁ、と感じますね、正直。だって「PAF」って"Patent Applied For"だから「PAF」よ。「特許出願中」の頃に作っていたピックアップが「PAF」であって、パテントナンバーが刻印されているピックアップなんか「PAF」と呼ぶこと自体が間違ってます。

 まあ確かに今から30年以上も前のピックアップですから骨董品的な価値はあるかも知れませんが、PAFじゃありませんよ、これは。だって私が購入した当時は「ギブソン オリジナル」って名称で売られていた商品だったのですが、今じゃネットで調べたって「ギブソン オリジナル」なんて引っかかりもしません。むしろ「刻印No.PAF」だとか「T」とかで検索した方が見つかるくらいです。

 「これがPAFねぇ~。」とか思いながら自分のギターのピックアップをしげしげと見ていますが、ちょっと出世し過ぎじゃないかなぁと思いますね(笑)。だってほんまもんのPAFってめちゃくちゃな値段してましたからね、昔から。それにこのピックアップを買った当時はこのピックアップよりもダンカンの59とかの方が遙かに評価が高くて、「新しいギブソンのピックアップなんてクソ」みたいにいわれていた頃のものですからねぇ・・。

 まあギター同様、この「T-Bucker」というのか、「刻印No.PAF」というのか知りませんが、こいつも私が改造しちゃってますからね。マグネットを当時のダンカンカスタムのものと交換してるんですよね。元々のマグネットだとちょっと音がくすんでパワーも弱かったんで、少しパワフルなダンカンカスタムのマグネットと交換したんです。おかげでクリアな音になって私の好きなトーンになりました。

 もちろんオリジナルのマグネットはそのダンカンカスタムに取り付けられていますのでいつでも元に戻そうと思えば戻ります。逆にダンカンカスタムの方は元々パワフルなピックアップでしたし、そいつがついているギターはフロイドローズがついているのでギブソンのマグネットに替えたおかげで適度にハイ落ちしてパワーも落ち着いていいバランスになりました。だからお互いにマグネットを交換してメリットがあったんですよね。

 なるほどねぇ・・、古いものって持っているだけで価値が出るもんですね・・。あらためてそう思いましたよ。と言っても私の持っている79年製刻印No.PAFなんて改造しすぎで価値なんてないでしょうけど・・。

 でもね、音はいいですよ。気に入ってます。これだけは間違いないです。マグネット替えなくてもイイ音してましたよ。

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