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以前にも書いておりましたように、シンクロ号のトレモロユニットをゴトーの二点留め、ナローピッチタイプに取替作業をしているわけですが、思いがけず作業は中断されてしまいまして、ようやく作業を再開することができたので取り付け作業を行ってみました!

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作業自体は簡単なことなんです。スタッドを取り付けるための穴を二つ開けてアンカーを打ち込むだけ。それだけなんです。ドリルスタンドも買いましたので、垂直の穴を開ける作業も精度高くできるようになりましたしね。

ただ、なぜ作業が中断してしまったのかと言いますと、先般この作業を行ったときにアンカーを取り付けるための穴を少しだけ浅く開けてしまったせいでアンカーをボディと面一に取り付けることができませんでした。そのおかげでトレモロをベタ付けにすることができないので、いったんアンカーをボディから抜く作業をする必要があったわけです。

そこで大きなトラブル発生。あとになってみればなんでこんな大失敗をしたのかバカみたいな話だったのですが、いったん取り付けたアンカーを抜くためには、ちょっとした工具のような仕組みを作ってアンカーにネジをねじ込みながらアンカーを抜き出す作業をします。

そのあたりの道具というか、工具というか、仕組みというか、それはコーナンにでも行けば数百円で用意できるようなモノなんです。で、それを買ってきて一つ目のアンカーを抜いているときに事件が起きたわけです。

ちょっと文章に書くのは難しいので端折りますが、要するに抜き取ったアンカーに抜き取るためにねじ込んだネジをもうびくともしないくらいカシメてしまったためにアンカーからネジが取れなくなってしまったのです(笑)。もうこれがどうしようもないくらい固くて、いまでもアンカーにネジはついたままです(笑)。色んな方法を試してみたんです、暖めたり、潤滑油をふんだんにかけたり、色んな工具を使ったり。でも見事なまでにびくともせず、逆にアンカーが工具のせいで痛んできたんです。

で、結局そのアンカーを再利用することは諦めて、アンカーだけをお店に頼んで取り寄せてもらったんです。お値段は安いのですが、納期がかかってしまいました。そのせいで作業は数週間中断してしまったわけです。もうこれには参りました(笑)。

ちなみに二つ目のアンカーは、一つ目のときに学習したおかげで難なくすんなりと抜くことができて、再利用もできています。

で、前回取り付けたときの穴を埋めるために1.5センチのタモの丸棒を埋め込み、そこに新たな穴を開けてスタッドを打つことにしました。

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穴を開ける前の状態ですが、タモで埋めたあとを白く塗ったので埋めた部分がよくわからないですね(笑)。それと塗った色が白すぎました・・。また今度弦を替えるときにアイボリーの塗料を買ってきて塗り直します。まあ、見えないところなのでどーでもイイと言えばどーでもいいところですが。

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そして一つ目のアンカーを打ったあとの状態。

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二つ目のアンカーのための穴を開けた状態。この写真を見ますと、穴を開けるために書いてある線からズレて穴が開けてるように見えますが、実はトレモロ取り付け位置の関係で1ミリヘッド寄りにずらして穴を開けています。ドリルスタンドや工作精度が低いからではないことを強調(笑)。

こんな作業をして一番上にあるようにユニットを取り付けました。作業を終わってから思いましたが、6点留めのほうがこういった工作はラクですね。何しろ穴を六つ開ければよいわけですから、一つ一つの穴の精度は少々悪くても平均してまっすぐ開いていればそれほど大きな問題にはなりません。

でも二点留めの場合は穴は二つしかないわけですから、どちらかの穴が少しでも(コンマ数ミリのレベル)で狂うと、取り付けられるユニットもそれだけズレて取り付けられることになるのです。なので穴を開けるときの緊張やプレッシャーは6点留めの比ではありませんね。

実は今回の作業で取り付けたユニットもほんの少し、本当にコンマ数ミリだけ一弦側と六弦側でズレてしまいました。一番上の写真で見ても気がつかないかもしれませんが、現物をよく見ると少しユニットは歪んで取り付けられてしまっています。しかし、それを修正する技術は私にはないので、これでよしとしています。どうせこれを直すために穴を開け直したって、コンマ数ミリくらいはまたズレちゃうでしょうからね。そんなことしちゃうと永遠に穴を開けて直して・・、を繰り返しそう(笑)。

そこの部分には目をつぶりまして、トレモロをセットしますが、6点留めと違ってトレモロのセッティングはラクですねぇ。高さ調整もラクです。といっても、私はベタ付けなのでユニットがボディにベタ付けになった状態でユニットがスムースに動くように1弦側と6弦側のスタッドを調整するわけですが。

きっちりと調整しますと、やはり6点留めの時とは全く別ものに精度の高いベタ付けセッティングができます。以前ならどれほどきっちり調整しても多少の遊びが必要になってしまうので、弦を鳴らしたときにサドルやユニットのお尻を指で触れると弦の振動がユニットや駒から伝わってきましたが、2点留めでバッチリ調整すると弦振動がボディに全て伝わるのでユニットを触ってもどこも弦の振動を感じません。

いわゆる「ボディ鳴り」が完璧な状態なわけですが、ボディにしっかり、ロスなく弦振動を伝えて弦の振動を支えるようにしないと、サスティンや弦のトーンが落ちますからね。それが私がフローティングにしない大きな理由の一つです。アームを使っていないときはごく普通のギターとして鳴ってほしいところがあるからなんです。2点留めユニットはさらにそのレベルを高くすることができます。

それからやっぱり2点留めのほうがアームの動きはスムースですね。もちろんユニットがズレることもありません。そしてナローピッチのおかげでブリッジ側のピックアップでも1弦も6弦もしっかりとポールピースの上を通っています。

昔は「オリジナルのストラトのサドル幅は11.何ミリ。日本製のコピーモデルには10.8ミリとか10.5ミリなんてものも多いけど、そんなのホンモノじゃない、パチモノだ!ストラトを弾くのならサドル幅はオリジナルと同じでないと!」なんて鼻息荒く思ってましたが、思い返してみればバカバカしい話(笑)。なんで敢えて弦落ちに気を遣わないといけないくらい弾きにくく、そしてピックアップのポールピースのピッチとも合わないサドルをムリして使う必要があるのでしょうか??

そんなもの10.5ミリのサドル使やいいじゃないですか。それでもレスポールなどよりピッチは広いのに。なぜ敢えて弾きにくいギターを弾く必要があるのか、ここでも理解できません。ストラトマニアって、絶対Mですよ(笑)。なんか、苦痛や、苦労、苦悩に耐えてギターを弾くのが喜び、みたいな(笑)。

いまの私にゃそんなM的忍耐力はゼロ。ましてや本家フェンダーだってサドル幅の仕様を狭くしているのに、いまどき昔の11.3ミリサドルにこだわってる意味が全く理解できないです。単にオールド信奉者であることしかそこに理由はないです。そんなムダなことに力を注ぐより、私はもっと合理的に弾きやすくて良いサウンドがするギターを弾きたいです。

ね、その上でネックの指板のRだって大きくなれば断然弾きやすいストラトになるのに。もちろんこの指板Rだって、今どきのフェンダーは大きくなっていますし、コンパウンドラジアスだってあります。昔ながらの弾きにくいRの小さな指板ネックにこだわるのなんて、全くバカバカしい限り。なんでそんな弾きにくいギターを弾くこなすことにムダな努力と労力を使おうとするのでしょう?

ま、ということで、これでようやくシンクロ号の2点留めシンクロ化作業が終了しました・・。こんなのほんの少しの時間があればできたはずの作業なのに、えらく時間がを要してしまいました(笑)。まあ、これも勉強、経験の一つでしょうかね。

チューニングの狂いについては以前の6点留めの頃と大きく変わるところは今のところはありません。前の6点留めのころも、相当な精度でチューニングをキープできていましたので、2点留めになったからといってそれがさらに高まる、というほどの余地も残っていませんでしたしね。6点留めの頃と同程度にチューニングキープできれば御の字です。全く問題ありません。

ではまた復活したシンクロ号を弾き込んで、もう一本のフロイド号、そしてフルアコの三本を楽しく弾いていきたいと思います。

それにしてもゴトーはよいパーツを作ってくれていると思いますね。シャーラーとか色んなパーツメーカーがありますが、私にとってはゴトーが品質が優れていていて、それにもかかわらず価格が手ごろなのでベストですね。今回の二点留めシンクロにしても、スタッドのがたつきを軽減するためのロックシステムなんて「ほー!」と感嘆するようなメカニズムですしね。ホントすばらしいです。

ペグやブリッジ、サドル、トレモロユニットを購入する必要性があれば、迷わずゴトーをオススメしますね。もちろん日本人なので日本製を誇りに感じる部分も大きいですしね。ゴトーの品質を見ていると、舶来ものを礼賛するだけが能じゃないという気がしますね。

で、次なる改造ネタなんですが・・実は既にあるんです・・(笑)。とうとうダンカンの78を入手してしまいました・・。私が一番使ってみたかったピックアップですね。これにカバーをつけるのはどうかなと思うので、久々にフロントにシングルハムをつけたオープンタイプのピックガードユニットに交換して取り付けてみたいと思っています。

こちらもまたまた乞うご期待ください。さて78からはどんな音が出るでしょうか?巷でいわれているような59と大差ないサウンドでしょうか?まあ59と似たサウンドだとしても、このピックアップこそがエディがプロデビュー後にライブで鳴らしている大好きなサウンドを作ってるパーツですからね。それをシンクロ号に取り付けて当時のエディとほとんど同じギターを演奏する価値はあるんじゃないかという気もします。

とても楽しみですね。

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