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久しぶりにフルアコを弾く

2018/02/24 Sat 20:11

最近少し仕事が立て込んできてなかなかギターを弾く時間が取れなくなってきているのですが、なんとなく久しぶりにフルアコを弾いてみたい気分になってケースから出してみました。

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弦はもう5年くらい替えてないですね・・(笑)。完全に張りを失ったサウンドですが、まあフルアコのトーンというのは弦が死んだ音も一つの味ですから、あまり気にせず弾くことにしましょう。

弦を鳴らすと何かがビビるような音がします。調べてみるとフロントピックアップが共振してエスカッションに当たってビビっているようです。なのでフロントピックアップの高さをもっと高くしてみるとビビりがなくなりました。よかった。ついでに弦を緩めてブリッジの位置を少し変えてオクターブや弦がピックアップのポールピースの上を通る位置を調整しました。

そうやって気持ちよく鳴らせる状態になって弾いてみます。うん、ピッチも安定してるし、フラットワウンドの弦はまるで絹の弦を弾いているみたいになめらかで気持ちいいですね。生音がデカいので、アンプを通して鳴らしてみても自宅で弾いている程度の音量ではどんな音がアンプから出ているのかさっぱりわかりませんが・・(笑)。

うーん、和みますねぇ、フルアコ。以前にも書きましたけれども、このフルアコを買ってからギターを欲しい、という欲望が完全になくなってしまいました(笑)。もちろんもっといいフルアコが欲しい、という気持ちはないこともありませんが、でも「フルアコ」という種類のエレキギターを買うことによって、エレキギターの上がりを手にしたような気になってしまったのです(笑)。

エレキギターのサウンドを語るとき、しばしばボディの生鳴りがどうの、とかピックアップがボディの音を拾うかどうか、といった様々なオカルトチックな話に溢れているわけですが、フルアコを弾いていると「そんなソリッドギターの小さな話なんかどーでもいいわ。そんなこと全然たいしたことじゃない。」という気になってきてしまうのです(笑)。

そう、エレキギターって、やっぱり元々は「ギター」なんですよね。アコースティックギターにピックアップをつけたのがエレキギターなだけで、本来はアンプなんか通さなくてもギターとして使える楽器が「エレキギター」だと思うんです。つまり、フルアコこそが本来のエレキギターの姿だと思うんです。

指弾きをしても、ピックで弾いても、アコースティックギターとしてのサウンドが鳴る、それこそがギターであり、エレキギターだと思うんです。フルアコを弾いていてそういう本来のギターとしてのサウンド、エレキギターの本来の姿を身をもって感じますと、ソリッドギターなんておもちゃにしか思えなくなってきちゃうんです(笑)。もちろんソリッドギターはそれはそれとしての魅力があることは私も十分知っているつもりではありますが。

だからフルアコを買ってからというもの、新しくソリッドギターを買おうという気が全然なくなっちゃったんです。もちろん今持っている二本のストラトに十分満足しているからというのも大きな理由ですが、本当にソリッドギターに対する興味がものすごくなくなったんです。

何十年前のオールドだろうが、それが例え何百万円しようが、「しょせん、ソリッドギターでの話でしょ?」っていう気がしちゃうわけです。どれほどボディやネックが鳴ろうがどうしようが、そんなものフルアコの比じゃありません。ボディが鳴るギターがいいというのなら、そんなもの素直にフルアコを弾くべきですよ(笑)。それ以上に鳴るギターなんてあり得ないわけですからね。

だからソリッドギターの鳴りがどうのこうの、なんてことに興味がなくなってしまったんです。そして、その鳴りをピックアップが拾っているかどうか、なんてことも全然どーでもよくなったんです。正直言って「そんなもの、ソリッドギターのボディの鳴りをピックアップが拾ってるかどうかなんて、フルアコと比べりゃ月とすっぽんくらい次元が違う話だよ」と思ったからです。

だから板きれにネックが取り付けられただけのソリッドボディのエレキギターの生鳴りだとかどーのこーの、なんてことを議論することに全く意味を感じなくなったし、ソリッドボディのエレキに関してはボディ鳴りだとか生鳴りなんてたいした話じゃない、と以前にも増して思うようになったんです。もちろんボディの鳴りをピックアップが拾っているかどうか、なんてことについても以前以上に興味なくなっちゃいました。

もう、フルアコの前にはソリッドボディのギターなんて本当におもちゃですよ(笑)。ストラトのボディの材質がアルダーかアッシュか、とかレスポールの中が中空になっているかどうか、なんてそんなものどーでもいいんです。あまりにたいしたことじゃなさ過ぎるんですよね。そんなことゴチャゴチャ言うくらいならフルアコをきちんと鳴らせるようにギターを練習してからにしろよ、って気になってくるんです(笑)。

喩えてみれば、自宅やライブでエレドラばかり叩いているドラマーが「このドラムの鳴りがどーのこーの」「ピックアップがドラムの振動を上手く拾ってる」なんて言っているとして、その話を横で聞いていた別のドラマーが「アホか、そんなもの生ドラムをきちんと叩いてしっかり鳴らせるようになってからそんなこと言えよ」と思うのと同じような感じでしょうか。やっぱり楽器の基本は生楽器なんじゃないでしょうかねぇ・・。

いや、ほんとにそう思えてくるくらいフルアコを手元に一本持つとエレキギターに対する概念が変わってしまったんです、私の場合は。もちろんフルアコを買ってからも私はシコシコとストラトの改造をし、ピックアップの交換をしたりしてますが、それは手持ちのギターからより好みの音を鳴らしたいな、と思ってやっているだけで、新しく別のギターを買って弾いてみたいという興味は全くなくなっちゃったんです。

だってどーせソリッドだから。ソリッドギターなんて二本もあれば十分過ぎるくらい十分だから。その二本が弾きやすいものなら他を持つ必要もないから。そう、エレドラやエレピを何台も持つ必要がないのと同じように。どうせ持つのなら生ドラムや生ピアノを何台も持つ方がいいでしょ、実際にそれをどこに保管するのかどうかは別の話として(笑)。

まあ、そんな感じですね、改めてフルアコを弾いていますと。そしてこんな風に弾けるようになりたいなぁ、と改めて思いましたね。



こうやってギター一本で観客を感動させ、観客にお酒を飲ませることができるなんて、ギタリストとして究極の目標ですね。こんな風になれるのは一生かかっても無理だと思うし、一曲を満足いくレベルに仕上げるのに何年かかるのかわかりませんけれども、やっぱりこんな演奏を目指してみたいなぁ、と改めて思いましたね。

ボチボチとこういうギターも練習してみようかな。いや、ボチボチなんて言ってると絶対に上達できないので、仕事が忙しくなくなったら本気でジャズギタリストになるべく猛特訓を始めます!(笑)

実現できるかどうかは微妙ですが・・(笑)。

それと・・、個人的にはこの木製のテールピースがイマイチ好みじゃないんですよねぇ。やっぱり金属製のオーソドックスなテールピースがいいなぁ。ボリュームノブも普通のヤツのほうがかっこよさそうに思えるしなぁ。またいつものように改造しようかなぁ・・(笑)。

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