私が持っているギターはとても古いもので、もう30年も弾いています。トーカイのストラトモデルですが、大切に弾いてたので30年経っても割といいコンディションを保っています。最初の7-8年くらいはそれこそ毎日数時間弾いていましたので今ではすっかりヴィンテージギターのように指板は指の形に削れてなかなか渋い趣があります。

 所詮国産ものでいくら30年経ってもビンテージになるわけでもないのですが、自分としては愛着があってとても気に入っているギターです。ところがこいつもやはり長期間弾いてきたせいか、フレットが削れてしまい弦高調整が上手くいかなくなってしまいました。

 長い期間ギターを弾いているとよく使うポジションのフレットは削れ、そうでないポジションのフレットは高さが残ったままなのでチョーキングを行ったりすると弦がビビるのです。それを解決するには弦高を高くすればよいのですが、そうすると弾きにくくなってしまうわけです。

 当初はフレットの打ち替えを検討していたのですが、国産のギターのフレット打ち替えを行うのもどうかなぁ、という気がしてきて、どうせなら新しいネックに替えた方がいいんじゃないかと思うようになりました。そうするのなら今のフレットをファイリング(ヤスリがけ)に挑戦しようとふと思い立ったわけです。

 もちろんフレットのファイリングも本来はプロのテクニシャンにお願いするのがスジなのですが、どうせダメなら新しいネックに替えるわけですからファイリングをプロにお願いする必要もありません。という事で紙ヤスリとブロックを用意して早速ファイリングにチャレンジ。

 指板をマスキングテープで覆うのが本来ですが、それもめんどくさいので今回はやりませんでした。弦をベロベロに緩めてフレットを剥き出しにし、ブロックに番手の細かい(多分4-5百番くらい)の紙ヤスリを巻き付けて慎重にフレットの上を動かして削ります。弦がビビる部分というのは大体特定されているのでそこを中心に削って高さを均しますが、そこだけ削るわけにも行かないのであわせて全体もまんべんなく削るようにします。

 丁寧にローフレットからハイフレットまで高さを揃える感じで細かく優しくヤスリを動かしながら削ります。こんな感じで削って大体イイ感じかな、と思われたので弦を張って調子を確認します。うん、確かに削ったので多少フレットは低くなっていますが、高さが揃っているので弾きやすくなっています。雰囲気フレットの低いレスポールのような感じです。ビビりの問題が多かった3,4弦の5,7フレットや1,2弦の15フレット以上のポジションでもビビりはほとんど解消されています。

 素人仕事にしてはなかなかイイ感じに仕上がりました。ヤスリで削ったの直後なで当初はチョーキングをするとフレットにガリガリとした感触があります。しかしほんの数回チョーキングをすればすぐにあたりがついて滑らかにチョーキングできるようになります。

 という事でファイリング作業終了。これでまたこのオリジナルのネックの寿命も延びたかな。これでさらに10年くらいは弾けるかな。今度スタジオの練習の際に、ついでにギターも持っていって大きな音を出して弾いてみようかな。

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