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マクソンのRTO700が手元に届いて以降、ずっとこれをボードに入れてギターを弾いているわけですが、ずっと弾いていますと、なんかちょっと違うような部分が少しずつ見えてきたように思います。

大体第一印象がよいペダル類というのは使い込んでいくうちにいまいちなところが見えてくるものですが、どうもこのRTO700もそのたぐいのもののような感じがしてきました・・・。

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最初はメインアンプをデジタルに替えたから音がおかしくなったのかな?とも思ったのですが、デジタルアンプを使う前から気になっていた部分でもありましたのでそうではないような気がします。

何が気になるかと言えば、ずばり「トーン」。なんかトーンが変なんです。トーンコントロールがハイ、ミッド、ローと三つあるわけですが、なんかどのつまみもトーンの調節レンジがおかしい。ワウのようなトーンの変わり具合がするのです。

なんかずっと鼻をつまんだようなトーンが鳴ります。そしてやたらと変な音域のローが出てきます。特に一弦のハイポジションで弾いていると真空管アンプにありがちが変なコンプレッションとアタック時の変な低い音が鳴ります。エディ・ヴァン・ヘイレンの昔のライブビデオ「ライブ・ウィズアウト・ア・ネット」でのサウンドもそうですが、なんか中途半端に真空管アンプを歪ませると変なアタックの潰れ方をするんですよね。このビデオの「イラプション(ギターソロ」の部分で彼が高い音域のフレーズを弾いているときのサウンドがまさにそう。自分で弾いているととても気持ち悪いトーンです(笑)。

動画のちょうどこのあたりの部分のトーンですね↓



エディだからこんなプチプチのきわどいトーンでもなんとかカッコよく聞かせられますが、このトーンで自分が弾くとこの歪みのなさというか、変なアタックのコンプレッションが自分で弾いていて凄く気持ち悪いと思います。

もしかして電源のせいがあるのかと思って、試しに専用電源につなぎ変えて使ってみても結果は一緒です。なので電源のせいではありません。で、どうにも思い余ってJOYOのヴィンテージオーバードライブにつなぎ替えて鳴らしてみますと、普通にスムースできれいな音がします。コードを弾いても、一弦のハイフレットでも問題ありません。

うーん、なんでしょうねRTO700、最初はマイルドでローも出るしいいペダルかな、と思って使っていたのですが、結構トーンコントロールがポイントというか、難しいところですね。使えないトーンはあるとむしろ困りますからね。しかもこのRTO700のトーンは効きが強いほうなので少し動かすだけでもかなり音が変わります。

なんだろう、この変なレンジにチューニングされたオーバードライブトーンは・・?そして変なモジュレーションがかかったような扱いにくいトーンは・・?

以前にLAINE6のAMPLIFIを使っていた時にAMPLIFIとアナログの歪みペダルの相性がめちゃくちゃ悪かったことがありましたので、もしかしたら今回の変なサウンドの原因もデジタルアンプのせいかもしれません。ちょっと明日にでも一度BOLT30のパワーアンプを使って再度チェックするようにしてみます。

デジタルってどうしてもアナログ→デジタル、デジタル→アナログに変換するための作業が必要なので、安いアンプではそこで変に微妙なレイテンシーが生じてフェイズやワウがかかったようにある帯域の音を相殺(フェイズ)させてしまうような効果があるのかもしれません。

ちょっとアナログアンプも使いながらもう一度しっかりと検証してみたいと思います。ついでにランドグラフにも登場してもらってチェックしてみたいと思います。

ふうむ・・、なかなか難しいもんだなぁ・・。


<追 記>
翌日にギターアンプのリターン端子にペダルボードから接続した状態と新しく買ったパワーアンプを使って鳴らした状態を比べてマクソンRTO700の音が変に聞こえる原因が分かりました。新しいパワーアンプが原因でした(笑)。

普通にギターアンプのリターンに挿して使っているだけならやはりベストなオーバードライブサウンドが鳴ります。なのでRTO700に原因があるわけではなく、新しいパワーアンプのトーンの特性が問題のようです。ギターアンプのパワーアンプと比べますと、新しいパワーアンプのほうがローがものすごく出て、そしてミドルが少しグチャグチャっとした状態になります。

やはりオーディオ用なので全レンジでそれなりの音が出るようになっているんでしょうね。だってクリーントーンではものすごくキレイでいいサウンドを鳴らしてくれますからね。オーバードライブサウンドにするとアンプのレンジがいまいち合わないようです。言ってみればオーディオアンプのインプットにギターを挿して鳴らしているようなものですから、そりゃギターのサウンドとアンプの特性が必ずしも合っているわけではないですよね。

対策としてはローカット用のハイパスフィルター(まあトーンコントロールですね)をインプットのすぐ後ろくらいに付けることくらいでしょうね。出すぎるローをカットすればバランス的に改善されるように思います。なので、少しハイパスフィルターの回路を研究して取り付けて様子を見ようと思っているところです。

なるほど、そりゃあギター用にチューニングされていないパワーアンプなんですから、そういう問題も多少は出てきて当然ですよねぇ。

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