いろんなライブに参加していますと、他のバンドのメンバーさんなどの中にはギターのマイアンプを持ってきたり、ドラムのシンバル類(当然スタンドも含む)をずらっと持ってくる人とかがいますよね。すごいなー、と驚くとともに、まあだいたいは「そんなたいそうなもの持ってこなくても・・」と呆れることのほうが多いです(笑)。

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確かに自分の「音」にこだわりたい気持ちはよくわかります、私も同じ仲間の一人ですから。プロを目指しているような方であればとことんこだわって追求するのもありだと思いますので、マイアンプ、マイセット、マイシンバルの持ち込みもありだと思います。

でも、ものには限度ってものがあると思うんですよねぇ(笑)。特にアマチュアの場合、そもそもそこまでこだわって演奏するだけの「ウデ」を持っているのか?っていう話もありますしね。実はおじさんバンドたちのライブの場合、だいたいこだわってマイアンプやマイシンバルを持ち込んでくるような人に限って、メチャ上手いのかと思いきや、人並み以上にヘタだったりする場合が決して少なくないですからね(笑)。

「そんなにたいしたことないんだったら、別にそんなもの持ち込まなくていいじゃない」とか「その程度なんだったら、そこにあるアンプやシンバル使やいいじゃん。なんか問題ある?」って思っちゃうんですよね。だってそんなマイ機材を持ち込まれると、その前後のバンドの入替の際も手間かかるし、そんな持ち込み機材を置いておくスペースだって困りますからね。

自分が出したいサウンドが100点だとすれば、ライブ会場でのサウンドが機材の関係で別に80になっても、70になってもいいんじゃないですかねぇ。そりゃ、確かにそれが40点とか30点じゃ困りますけど、まあ70~80点くらい出せれば十分じゃないでしょうかね。

だって一流レベルのプロだって、よほど自分がメインアクとになるほどのホールツアーなどでもない限り、ギターアンプはレンタル、あるいはハウスアンプ、ドラムも場合によってはスティックだけ、なんてこともしょっちゅうあるみたいですからね。というか、一流の人たちになればよほどヒドイ機材でない限り、そこそこの機材を使って自分が望む音の80点くらいなら出すことができますからね。要は、それだけのウデを持っている、ということなんですよね。

もちろん、アマチュアはウデがないから機材についつい頼ってしまうのかも知れませんけど、残念ですが、アマチュアの場合そこまで機材に頼っても聞いているほうには全く伝わってきません(笑)。伝わってくるのは「上手いか、ヘタか」だけ(笑)。だから重たくてでかいマイ機材を持ち込む意味がほとんどありません。

もちろん自分が持っている機材をたまのライブで使いたいから持ってくる、っていう理由で重たいマイ機材を持ってくる人も少なくないんでしょうけど、プロですらちょっとしたライブくらいならマイ機材を持ってこないのに、アマチュアの小さなイベントでマイ機材を持ってくる必要がどれほどあるのか、甚だ疑問に感じますね。それよりどんな機材が置いてあっても80点の音を出せる練習をするほうがよほど意味があるような気がします。

例えばギターであれば、私はいまアンプのリターン端子に刺して自分の音を出すようにしていますが、もしリターン端子がない古いフェンダー製のハウスアンプが置いてあるような場合でもそれなりの音が出せるようにしなきゃいけないと思います。ドラムの場合であれば、最悪シンバルはライドの一枚、タムもワンタム、なんていうような場合でも対応して叩かなきゃいけないと思います。

それにそもそも大して上手くもないのに、マイ機材をたくさん持ち込んでくるほど気合いを入れている姿がすごくカッコ悪いです(笑)。プロだって最小限の機材しか持ってこないのに・・。そんなカッコ悪いアマチュアプレーヤーにはなりたくないなぁ、と思いますねぇ・・(笑)。

それよりそこにある機材で格好いい音を鳴らせることのほうが、よほど格好いいです。それに・・、なによりラクだし(笑)

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