ここ2ヶ月位かかってギターを改造・修理していましたが、ようやく完成しました。ふう、今回は時間かかりましたね(笑)。

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ピックガードはべっ甲柄の4プライにして、ピックアップはリアがダンカンの59、フロントはギブソンの79年製Tバッカーです。そしてセレクタースイッチはレスポールタイプのスイッチにし、ボリュームとトーンはそれぞれひとつにしました。ピッキングのじゃまになって仕方なかったオリジナルストラトスタイルのボリュームの位置を変えました。

そして、これが大作業だったのですが、フロイドローズのブリッジ取り付け位置を変更しました。30年ほど前に自分で取付作業をしたのですが、その頃はフロイドローズユニットと通常のシンクロトレモロの取り付け位置がかなり違うということがわかってなかったので、フロイドローズユニットをシンクロと同じ位置に取り付けてしまっていました。

実はそのようなことをするとフロイドローズユニットを本来取り付ける位置よりもかなり後ろにつけてしまうことになり、そのせいでオクターブ調整が合わなくなってしまうんですよね。その状態がずっと続いていたのですが、ようやくこのたび意を決して大改造してフロイドを本来あるべき位置に取り付けることにしたわけです。

ブリッジの位置を変えるとピックアップやネックの位置調整にもなかなか時間がかかります。そんなこんなに手間取って時間がかかりながらもなんとかネック、ピックアップ、ブリッジの位置が決まりようやく完成に至りました。

ブリッジの位置を本来の位置に動かしたおかげでオクターブ調整はバッチリ可能になりました。これでようやく長年の音痴が治ることになりました(笑)。これも今回の改造作業の大きな成果ですね。

あとはボディの鳴りを良くするのと軽量化するためにボディの裏に穴をいくつも開けていたのですが、これを埋めて綺麗に塗装しました。ここでのポイントは穴を全部埋めるのではなく、ボディに空洞を残すように埋めることですね。その目的はボディを軽くするためと、ホローボディのような鳴りが欲しかったためです。

実際にギターを組み上げて鳴らしますと、生音はまるでアコースティックギターのようなふくよかな音がします。まあ、ボディ鳴りとアンプから出てくる音に違いがあることは以前からこのブログに何度も書いているとおりなのですが、それでもアンプを使わない状態のサウンドが心地よいのも大事なポイントです。こういうボディのソリッドギターはアメリカで売られていますね。ウォーモスでもそういうボディを売っています。

アンプからのサウンドに関して言えば、エディ・ヴァン・ヘイレンの5150アルバムのツアーの頃のサウンドに似ています。エッジが効いたサウンドというよりは、割とふくよかでまろやかなトーンという感じでしょうか。リアは59なので、もう一本のストラトと似た雰囲気のサウンドが出ますが、フロントのTバッカーは70年代のレスポールのフロントサウンド、という感じですね。

言葉ではうまく書けないのですが、シャリーンとした感じの音ではなく、割と太めのサウンドがします。そのあたりは前に取り付けていたアンティクイティとはサウンドの方向性が違います。サウンドの好みとしてはアンティクイティのほうが好みなので、フロントピックアップは将来別のものに交換されるかもしれないですね。

アンティクイティはカバーが付いていてルックス的に今ひとつバランスが悪かったので、カバーの付いていないPAFタイプのピックアップに交換するような気がします(笑)。あるいはアンティクイティのカバーを外してしまうのもありかもしれませんね。ただ、まだまだ新しいサウンドに慣れていない部分もあるので、もっと弾き込むことでフロント、リアともに音の善し悪しや鳴らし方を掴んでいきたいと思っています。

とりあえずはこのストラトも復活しましたので、これからのライブで活躍してもらいたいですね。もうちょっといろいろ調整しながら調子を整えていきます。

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