ただいまギターの大修理中

2017/04/18 Tue 21:33

私が使っている二本のストラトのうち、一つはS-Hタイプのピックアップ、マスターボリューム・マスタートーン、レスポールタイプのトグルスイッチに改造した話は以前書きましたが、もう一本のフロイド付きギターのほうもただいま絶賛修理中です。こっちはいままでひどい扱いをしてきたせいもあって、いろんなところがボロボロになってしまっています。それをゼロベースから完璧に修理しよう、というのが今回の企画ですね。

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とにかく修理するところは山ほどあります(笑)。まずピックアップ(ピックガード)を2Hタイプ、マスターボリューム・マスタートーン、レスポールタイプのトグルスイッチに変更します。これはもう一本のギターとほとんど同じ改造ですが、それがサウンドとルックス面での最も大きな修理で、それ以外には昔いい加減に取り付けたせいでやや音痴なフロイドローズの取り付け位置をきちんと直します。そしてもう一つはボディのヒビを修理して、ボディの裏を綺麗に直そうと思っています。

もう大改造です(笑)。ほとんどギターを一から作っているような感じです。フロイドローズの取り付け位置を直す修理では、当然ですが元の穴を埋めて、しかも以前よりも強度を増しつつ精度を高めながら木を削ったり穴を空けたりといった木工作業を伴います。ボディのヒビを直したりするのも同じ。猛烈な手間と時間がかかります。もうかれこれ1ヶ月くらいこちょこちょやり続けていますが、最近ようやく終わりが見えるようになってきました、ふう。

で、当初の予定ではピックアップはフロントはカバー付きのダンカンのアンティクイティ、リアは同じくダンカンのSH-11カスタムカスタムにするつもりだったのですが、作業の途中で試しにゼブラのSH-1、59をリアに取り付けてみると、これがものすごく格好いいんです(笑)。

ピックガードはべっ甲柄なんですが、これとゼブラのピックアップのルックスがものすごく合うんですよね。で、ボリュームなどのノブもクリームに換え、フロントはいったんは予定通りアンティクイティをつけてみたんですが、どうもルックス的にアンティクイティをフロントにつけると、アンティクイティのカバーが妙に大きく見えてあまりかっこよくありません。

やっぱり想像しているのと実際とではイメージが違うもんですね。なのでまた試しにフロントをアンティクイティからギブソンのT-TOPに換えてみますと、これはなかなか渋い。リアのゼブラともいいバランスに見えます。このT-TOPはどうも元々フロント用のような配線仕様ですので、フロントにつけてあげるのが本来なんだろうと思います。

ところで世の中にはこの頃のギブソンのT-TOPを「刻印PAF」などと呼んでありがたがってお使いになる方もおられますが、個人的には別にどーってことないサウンドだと思いますねぇ(笑)。ただ今となっては骨董的価値もありますので(何しろ私のT-TOPですら製造後38年も経っている!)、そういう意味では面白パーツ、自慢パーツ的なピックアップだとは思います。

本当は60年代のピックアップが欲しいのですが、ebayを見ていてもどうにも現物が胡散臭いです(笑)。価格も一時期に比べるとずいぶんお手頃なのですが、どうもボビンだけT-TOPタイプにして、ベースプレートは別のものにステッカーを貼り付けただけのような代物が多そうな気がします。

正直言って、今の時代にオリジナルPAFを入手しようとするのはかなり困難だと感じますね。いまはPAFクローンのようなピックアップがたくさん発売されていますので、それをちょっといじってホンモノを謳うニセモノが多すぎる気がします。そもそもPAF自体がサウンドはバラバラらしいので、入手してサウンドチェックしたって誰にもホンモノとニセモノの区別はつきませんしね。

なので70年代以前のPAFに手を出す勇気が私にはないですね。同じようなサウンドが欲しいだけならダンカンのアンティクイティでも買っておけばよいでしょうしね。

まあ、それはそれとして、とにかく大修理しています。現時点で考えられる最高のギターを作るつもりでがんばって作業しています!もうちょっとで完成、あと少しがんばります!プレイのしやすさ、ルックス、サウンド、チューニングキープ、すべてにおいて最高を目指しています!

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