ギターを再び真面目に弾くことになったこの数ヶ月間、PODのアンプシミュレーターを使うところから始まったサウンドメイキングですが、何度かの機材入替を経て現状に落ち着きました。今のギターサウンドの要は、ランドグラフのオーバードライブとAMTのプリアンプだといってもよく、これらが私の出したい音の大部分を作ってくれています。

e0052576_1181848.jpg
AMTのプリアンプは、ギターアンプ(ジャズコーラスなど)のリターンにつないで大きな音で鳴らすとガツーンと迫力ある音が鳴ってくれます。昔ギターを頑張って弾いていた頃もこういった感じにギターの音がはっきりとクリアで迫力あるサウンドで鳴った記憶がないので、ギターを鳴らしていてとても嬉しくなります。

これにオーバードライブペダルを噛ましてやりますと、ピッキングニュアンスや弦のトーンがすごくセクシーになります。きっとランドグラフ以外にもそういうトーンを鳴らしてくれるオーバードライブはあると思いますが、音の幅があることや、フロントピックアップで鳴らしたときの粘っこくてセクシーなピッキングタッチの音がなんとも言えず大好きなので今はランドグラフを気に入って使っています。

オーバードライブは将来変るかも、知れないですね。いえ、別にランドグラフが悪いから変える、というのではなく、もっと面白いオーバードライブがあれば変えるかも、という程度の話ですけれども。なんといっても近年ではBOSSやマクソン・アイバニーズのオーバードライブすら試したことがなく、使ったことがあるオーバードライブなんて、JOYO、ボイリングポイントそしてランドグラフのたった三つしかないわけですからね(笑)。まあ、いまのサウンドに満足しているのなら無理に帰る必要もないんですが、今猛烈に興味を持っているのはZENDRIVEですね・・。

なぜZENDRIVEに興味を持ったかと言えば、これは本当に全くの偶然なのです。たまたま仕事中にフュージョン系の音楽をBGMで流していますと、とてもよいギターのサウンドが聞こえてきました。基本はブルージーなフレーズなのですが時折ジャズっぽいフレーズが混じってかっこよい。そういうフレーズはマイク・スターンも得意とするところなので彼も好きなのですが、ギターのトーンがマイク・スターンよりももっと本格的にブルースっぽいと言うか、ロックやハードロックにも通じる音の太さがあります。

ジャズ・フュージョン系の音楽を聴いているときには、自分が弾きたいと思う「フレーズ」はよく耳にするのですが、自分が弾きたいと思う「トーン」に出会うことはあまりありません。でもこのときは違いました。「こんなギタートーンでギター弾けたら気持ちいいだろうなぁ」と思うトーンでのフュージョンサウンドでした。

すごく気になったので弾いている人たちのクレジットを探してみると、”Jing Chi”というグループの”TENGOKU”という曲。このギターのフレーズもサウンドも最高です、本当に。まろやかで、つややかで、セクシーで、太いサウンドで。ちなみに下のユーチューブのリンクはこのアルバムのフルアルバムです。カリウタ先生の激しくも正確なドラムプレイも素晴らしいです。



で、ギタリストはロベン・フォードであることがわかり、彼の使用機材を調べていますと、最近はZENDRIVEをペダルボードに入れて使っているようなのです。それで猛烈にZENDRIVEに興味を持ったわけですが、どうもこのロベン・フォードとかラリー・カールトンなどはお互いに情報交換しているからか、使用するペダルが共通していることが多いです。

で、どうもロベン・フォードもラリー・カールトンも最近はオーバードライブに日本のペダルビルダーさんが作っている「禅駆動」や「弾駆動」を使っているみたいですね・・。

禅駆動 & 弾駆動 & 燦駆動

61688778_624.jpg

正直言って、お値段からするとZENDRIVEやランドグラフよりもお手頃なので、そのお値段で素晴らしいペダルが手に入るのなら申し分ないですよね。この禅駆動や弾駆動などはケースにアワビを貼り付けてあるようで、ランドグラフのケースペイントもそうですが、やっぱりそうやってオンリーワン感、特別感を醸し出してサウンド以外の付加価値をペダルに纏うことは大切ですよね(笑)。

といっても、ラリー・カールトンもロベン・フォードも結構特別なアンプを使っていたりするので、彼らが「最高!」と褒めるからといって私が自分のAMTのアンプと組み合わせて使っていい音がするのかどうかは全くわからないところ(笑)。でも、彼らにしてもそうですが、ある程度以上の製品になればまずモノに外れはないので、正直言ってそれを使いこなしていい音を出せばいいだけの話なんですよね(笑)。

コレクターとしての興味は大いにそそられますが、当面はランドグラフで楽しみますかね(笑)。いや、ランドグラフだって使い込んでいけば行くほど「へー!」という発見があって面白いもんですよ。使う前は「たかがTS系のオーバードライブでしょ?しょせんマクソンのモノマネペダルじゃないの?なんでこんなに高いんだよ?」くらいにしか思っていませんでしたが、実際に使ってみますと、いやいや、マクソン・アイバニーズやBOSSのオーバードライブとはそりゃ違う音がしますよ(笑)。

でも、今年の夏くらいには手元に禅駆動か弾駆動がありそうな気も・・、してます(笑)。ランドグラフだってそうやっていつの間にか手元に来てますからね(笑)。

関連記事
ギターエフェクター