理想的なギターサウンド

2017/01/05 Thu 18:18

ギタリストなら誰でも「こんな音で弾きたい!」というサウンドがあると思います。私にとってはプロデビュー前後のエディー・ヴァン・ヘイレンのサウンドが出したいサウンドの一つですね。


このライブはヴァン・ヘイレンがプロデビューする直前に地元のパサディナで行ったライブの音源と言われています。きちんとしたサウンドボードによるライン録りで、サウンドのクオリティはとても高いです。曲のアレンジが彼らのファーストアルバムの内容と全く一緒なのでデビュー直後のライブではないかという気もしています。

私はこのブートレッグレコードをもう何十年も前に買って、このギターサウンドを真似したくてずっとギターを弾いているようなものです(笑)。当時のエディはたぶんワイヤレスを使っていると思うのですが、その影響か少しサウンドはハイとローが落ちた丸いサウンドになっているように思います。もちろんPAの関係でこのようなトーンに調整しているのかも知れませんが。

デビューアルバムとも少しテイストが違うトーンですが、同時期の他のライブを聴いていても同じトーンでギターを弾いているので、本来当時のエディはこういうサウンドでギターを鳴らすのが好きだったんだと思うんですよね。初期のフランケンとダンカンがリワインドしたと言われるオールドPAFのクラシカルなロックギタートーンが存分にわかるトーンで大好きですね。エディがフェイザーやフランジャー、ディレイを踏むときの音の変り具合もよくわかりますしね。ピッキングのタッチもスゴく良くわかるサウンドです。

聞いてもらえればわかるように、とてもナチュラルなオーバードライブサウンドです。いやあ、本当にこういうサウンドが好きですねぇ。マイルドなトーンだけれども、しっかり歪んでいてサスティンもあり、それでいてとても弦の分離が良く聴きやすいサウンド。いい音ですね。

エディがフロイドローズを使い始めてからはトーンがガラッと変りますので、極めて最初の短い期間しか聴くことができないギタートーンですが、私にとっては最高のギタートーンですね。本来ダンカンの’78モデルはこういうトーンを出すためのピックアップで、決して戒厳令や1984の頃のエディのトーンを出すために作られたピックアップではありません。

私のペダルボードに組み込まれているエフェクターやプリアンプはこのサウンドを出すために取りそろえられているようなものですね(笑)。そういう意味でもAMTのチューブプリアンプ+オーバードライブペダルはいいサウンドしてます。ロックに関してはこのエディのサウンドを目指して音作りをさらに研究していきたいですねぇ。

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