今日ふとネットランドグラフを検索していますと、日本の某有名楽器店がランドグラフの中古ペダルをずらっと販売していました。私が興味を持っているDODで価格はほぼどれも判で押したように88千円前後。「へー、これだけランドグラフの中古をそろえられるって、さすが大手楽器店だな」とある意味感心しながら見ていましたが、それらの詳細を見てびっくり。

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確かにランドグラフのペダルであることは間違いないです。でも、ペダルの裏に書いてあるサインを見たらジョン・ランドグラフ氏のサインのモノもあれば、ジョン・ランドグラフ氏の死後に作られたローズ・ランドグラフ氏のサインのモノもあります。

いや、確かにニセモノではないし、ランドグラフのペダルに間違いはないけど、プレミアを付けた商品として販売するのであればジョン・ランドグラフ氏とローズ・ランドグラフ氏を同じ値段で販売しているのはおかしいでしょ、どう考えても。だってローズ・ランドグラフ氏のサイン入りペダルなら今普通に新品がネットで買えますもの。

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日本円で送料込み56千円くらいです。新品がこの価格で買えるのに、なんで中古のローズ・ランドグラフ氏製作のペダルが88千円になるわけ?(笑)。そりゃ英語がよくわからなくて日本から自分で買えない人にとっては3万円の手数料を払ってる、と思えば納得できる人もおられるかも知れませんけれども、私なら絶対買いませんね(笑)。だって3万円もあればほかに買えるものがたくさんありますもの。

しかし、なんというか、ジョン・ランドグラフ氏サイン入りペダルとローズ・ランドグラフ氏のサイン入りペダルを同じ値段で売る、っていうのは、良心的に取れば「どちらも音は一緒だから値段に差を付ける必要はない。ランドグラフの希少価値を考えれば日本ではどちらもこの値段で売るのが適正」と言うことなんでしょうが、悪い方に取れば「どーせ『ランドグラフのペダル』ってだけでサインまで見るやつなんかいないから、新品が5万円ちょっとで買えるものでもそれを知らないバカには9万円くらいで売りつけとけ!」となりますよね。

私は、もちろん後者に取ってます(笑)。だって大手の楽器店ならジョン・ランドグラフ氏のサインとローズ・ランドグラフ氏のサインの違いくらいわかるはずだし、知ってるはずですもの。サインの違いに気がつかないで両方を同じ値段で売ろうとしてたのなら、やってることが完璧素人ですよ。まあ、普通はサインの違いに気がついていながら、わざと同じ値段で売ってるはずですわね。

ひどい商売をするなぁ、大きい楽器屋さんも。そりゃ、ネットがなかった20年くらい前ならこんな商売しても誰も非難しなかったでしょうけど、今は海外製品でも日本から直接個人が買える時代だし、現地でどんな値段で売られているのか調べればわかる時代ですからね。あんまりえげつない商売はしないで欲しいですね。

現地で8万円で売られているペダルが日本で9万円近くになるのならわかりますよ。でも現地で5万円で売られているモノが日本で9万円弱って、そりゃやり過ぎでしょう・・。楽器屋さんも、素人相手とは言え、もうちょっと良心的な商売しませんか??と、言ってもそれはランドグラフに限ったわけではなく、私が買ったAMTのチューブプリアンプだって、ロシア現地で300ドル相当で売られているものが日本に来れば8万円の定価がついているわけですからね。こちらも負けず劣らずひどいもんです。

その一方で、ランドグラフのペダルをそっくりそのままコピーして製作したペダルがネットで売られているのですが、その横でその中古品が新品希望販売価格の半額以下で落札されていました・・(笑)。たぶん音は本家ランドグラフと全く違いがわからないと思うのですが、「ブランド力」の違いをまざまざと見せつけられましたね・・。中身は全く同じでも、片方は新品が6万円もあれば買えるのにプレミアを付けられて9万円弱で売られ、もう一方はたった5千円で叩き売られるとは・・。

「オレは音さえよければデザインやブランドなんて気にしないよ」という方でしたら、ぜひこの5千円で叩き売られているペダルの新品を希望価格で買ってあげてください(笑)。私もどちらかというとそっちの人なんですけれども、何度かこのブログに書いていますように、ランドグラフ系のペダルに関しては確かに興味はあるものの、ボイリングポイントをさんざんテストした結果どう使っても私が欲しい音を出すためのペダルではないと感じたのでコレクションとして持っておく以外興味がないんですよね・・。

なのでコレクションとして持つのなら「本物」でないとダメなので、コピー製品はたとえ安かったとしてもあまり買う気は起きませんね・・。もちろん、5千円ならものは試しで買ってもいいとも思いますが・・(笑)。

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