私にとって一番弾いてみたい、というか手に入れてみたい歪み系エフェクターはランドグラフのダイナミックオーバードライブ、いわゆるDODというやつですね。ジョン・ランドグラフ氏はもうお亡くなりになってしまったので、この方のサインが入ったモデルはバカみたいな値段がしていますが、最近奥さんのローズ・ランドグラフ氏が作ったモデルがアメリカの販売元を通じて販売再開されていますね。

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買おうと思えば、ここで買えますね。私も時々ピックアップやエフェクターを買うアメリカのオークションサイト、e-bayで新しいランドグラフ製品を数種類売っています。

e-bayでのランドグラフ製品検索結果

ジョン・ランドグラフ氏が生前から発売元として利用していたブルーエンジェルというショップが販売していますので、モノは間違いないでしょう。ただ違うのは、サインがジョン・ランドグラフ氏からローズ・ランドグラフ氏に変った、という点だけで、実際にはジョン・ランドグラフ氏の生前からローズ・ランドグラフ氏が製作していたようですから、はっきり言ってモノは以前からのランドグラフのオーバードライブと何一つ変らないと思います。

価格は約US$440、日本円ではその日のレートによって変りますが、最近のレートなら4万円の半ばから5万円弱、というところですね。これに送料が約US$45かかりますので、5万円から5万円台半ば、という値段になるでしょうか。

これを高いとみるか、妥当とみるか。まあ、最近であれば3万円くらいするオーバードライブペダルなんてモノもざらにありますので、「この音が欲しい!」「本物のランドグラフ製品が欲しい!」と思っている方にとってはそれほどビックリするお値段ではないようにも思えます。

私ですか?今の私は年末でお金がないので全く買う気はありませんが(笑)、もし円高になって$1=¥100を割るレベルになってきて、懐に少し余裕がある時期でしたら欲しいと思うかも知れませんね。ただこれは単純にコレクションとしてこの値段なら買ってもいい、というお話ですね。

また別の見方をすればこういう考え方もあります。いまどきであればランドグラフのオーバードライブも回路図が広く公開されていて、自作しようとその気になれば作れないこともないわけで、確かに直接の部品代だけなら1万円もあればおつりが来るでしょう。でも実際に自作するとなれば加工する道具をそろえたり、配線作業などに相当な時間がかかると思います。だとしたら、その製作のための時間を時給で換算すれば、私のような素人であれば軽く4万円を超えてしまうかも知れません。少し慣れた人に製作作業を頼んでも、きっと作業料が2万円を割ることは難しいでしょう。

しかも日本で部品を調達すれば、数字上は同じ部品でも、実際にランドグラフの製品に使われているのとは似て非なる部品になる可能性も高いです。部品が変れば音も変る可能性が高いわけで、だったら4~5万円払ってホンモノを買ってもそんなにメチャクチャ高い話じゃないんじゃないか?ってことになってきちゃうんです。

音は、まあたぶんボイリングポイントと似たような音だと思います、きっと。でもファットでマイルド、そして伸びやかなオーバードライブサウンドがするのだろうと思います。フュージョンやスムースジャズでよく耳にするオーバードライブサウンドだと思いますが、それが好きなんですよね、今の私は。その上でコレクションとしてホンモノのランドグラフのオーバードライブを所有できるのなら、なんとなく所有欲も満たされますしね(笑)。

きっとローズ・ランドグラフ氏は今後も製作を続けていくでしょうから、価格が高騰することはないと思います。なので、あとは為替レートの動きと好みの色の製品があるかどうか、そして私の懐具合がどうか(笑)というところ次第になるかも知れません。

もしこのブログをお読みの皆さんの中でも「ホンモノのランドグラフを使ってみたい!」と思っておられる方がおられれば、本家本元からお買いになってみるのもどうでしょう?モノはまず間違いなくジョン時代と一緒だと思いますよ。


<追記>
きょう某ネットショップを見ていますと、この新しいローズ氏が作ったDODを78千円で売っていました。5万円ちょっとで買ってきたものを8万円弱の値をつけて売るとは、さすがに少々小狡い商売をしてるな、と思いますね(笑)。普通は仕入値の2割増し、せいぜい6万円台が良心的な商売でしょう。

ジョン氏の頃の製品は中古で8万円から10万円程度で取引されていますが、そこに紛れてローズ氏の製品を同じような値段だ売り出すのはいかにもズルい。こんなこすい商売をしているところで買うより、本家本元アメリカのブルーエンジェルからまっさらのローズ氏製作の新品を買う方がずっと安くていいですよ、ホントに。

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