先日購入し、エフェクターを組み込んでボードを完成させたばかりのKC製のエフェクターケースでしたが、つい数日前に大きく改善作業を行いました。何をやったのかと言えば、エフェクターをボードに貼り付けて固定する部分の「マジックテープの張替え作業」ですね。
その理由は、最初からケースに貼り付けてあるマジックテープのメスの粘着性がメチャクチャ低いからです。あまりに粘着性が低いのでこのメス生地の上にさらにテープでより強力なマジックテープのメスを貼り付けてエフェクターを取り付けていたのですが、ちょっとしたエフェクターの位置替えもできないし、何かと不便で使い勝手が悪いことこの上ないので「えーい!それじゃあ、土台に貼ってあるマジックテープそのものをもっと強力なものに張替えよう!」と思い至ったわけです。

結論を最初に書いてしまいますと、この作業はKCのケースのユーザーであればやるべきですね。ただし、私のやった方法がベストかどうかは疑問もあるところなので、そこは後ほど触れたいと思います。

作業としては、
1)最初に貼ってあるマジックテープのシートを剥がしとる
2)新しい強力なマジックテープのメスを貼り付ける。
というもので、至って簡単な話です。

さて、実際に作業を始めて最初に貼り付けてあるマジックテープのメスの生地をはぎ取るわけですが、これ、はがしてみればよくわかるんですが、なんとこのエフェクターケースの心材は「紙(段ボール紙)」です(笑)。これには多少驚きました。確かにお手頃価格のエフェクターケースではありますが、まさか心材が紙だとは思いませんでした。

なのでマジックテープの生地を剥ぎ取りますと、そのテープが貼り付けてある紙が一層一緒に剥ぎ取られてしまいます(笑)。つまりマジックテープを剥がすと、ケースの紙が一枚なくなっちゃうわけです。

剥がしたあとの紙の状態があまり綺麗でないので、そのまま新しいマジックテープを貼り付けるとすぐ剥がれそうな気がします。なので、細かいゴミを取り除いた後に私はギター修理などによく使うタイトボンドをその紙の表面に漆喰やコートのように薄く塗りつけて紙の表面を強化することにしました。

一晩くらい置いてタイトボンドがしっかり乾きましたら、いよいよマジックテープのメスを貼り付けます。私が使ったのはこれですね。

【メイヘン】超強力! 結束バンド メス単品 裏糊付き 黒 50mm×5m

アマゾンで1,600円ほどのものですが、これはKCのケースにはじめから貼り付けられていたものと比べるとしっかりしたマジックテープです。幅がもっと広いと貼り付け作業がもう少し楽だったようにも思うのですが、何しろいろいろ探してみましたが幅は5センチのものくらいしかボード一面に貼れるだけの量を調達することができなかったので幅5センチ×長さ5メートルのマジックテープを買ってボード一面に貼り付けました。

これで作業は完了、あとはエフェクターを前と同じように置いていくだけです。エフェクター類の裏には強力なオスのマジックテープが貼り付けられていますので、エフェクター類を新しいメスマジックテープが貼られたボードの上に置いていけばしっかりとボードに固定されます。

KCのケースを使っておられるユーザーの方は、とりあえず最初に貼ってあるマジックテープのメスをより強力なものに張替えることを強くおすすめしたいですね。そうでなければ持ち歩いている際にケースの中でエフェクターがマジックテープから外れてガチャガチャになりそうだからです。そのせいでエフェクターが壊れて音が鳴らなくなったりしたら最悪ですものね。

で、私はケースの心材の紙をそのまま利用して新たなマジックテープを貼り付けたわけですが、最初に書きましたように、私はそれが必ずしもベストではないと作業を終わったあとに感じました。その理由は、何かの拍子に新しく貼ったマジックテープを剥がしたいと思っても、剥がすことができないからです。というより、剥がしますと、最初のマジックテープを剥がしたと同じようにまた紙が一層剥がれてさらにケースが弱くなるからです(笑)。

なので、本当は薄いベニア板やアルミ板を接着剤で貼り付けたりねじ止めするなどして紙の心材の上に固定して、その上に新しいメスのマジックテープを貼り付けるのがいいと思います。その方が強度的にも、また将来のメインテナンス面でも遙かにいいと思います。

ただ一つ問題は、ベニア板などを貼り付けると当然重さが増えますので、ケースの重さ自体が重くなってしまいます。KCのケースのいいところは「ケースの軽さ」もありますので、重くなるのを嫌う方は私がやったのと同じように紙の心材をそのまま使って新しいマジックテープを貼り付けるのがいいと思います。

まあ、いずれにしましても、より強力なマジックテープに張替えたエフェクターケースの使い勝手は格段によくなりました。エフェクターはしっかりと固定されていますし、少し場所を変えたいと思っても簡単に位置替えもできます。KCのケースは安くてとても使い勝手もよいケースなんですが、買ったままの状態ではとてもじゃないですが日常に持ち運んで使えるエフェクターケースとしては使えません。

なのでこういったひと工夫をしてより使い勝手のよいエフェクターケース、エフェクターボードにしてしまえばよいと思います。

関連記事
ギターエフェクター