ドラムのペダルの話を書いたばかりですが、そういえばドラムってセッティングやチューニングが難しいですよねぇ。私の場合、どんなドラムを使っても自分がうまく演奏できるポイントというものをすぐに見つけることができるレベルじゃないので、余計苦労するんですよねぇ。

 バスドラペダルのセッティング一つを取っても、前回ブログに書いたとおりですし、そしてそれよりもドラムのチューニングに苦労しますからねぇ。私の場合はスネアしか持っていませんが、なかなか難しいもんです。
 最近ライブでよく使っているスネアは、ヤマハのSD-075という古ーいウッドのものです。割とシェルは薄く、最近のように補強(レインフォース)がされていないタイプのモノなので、固い鳴りはしません。しかし独特の軽やかさと、どう言ったらよいのでしょうか、シェルが厚いモノや、メタルのスネアとはちょっと違う、薄いウッドシェルならではの「パリッ」と感があるのです。

 でも、これがでるようになるには長い時間かかりました。ええ、チューニングに手間取ったのです。シェルが分厚く、深さもあるパールのウッドスネアも持っていますが、ああいうシェルがしっかりしているスネアは、比較的どのようなチューニングをしてもそこそこの音で鳴ってくれます。

 ところがこのヤマハのSD-075だけは、なかなかそのポイントがわからなかったのです。もう一つのスネアと同じくらいのチューニングにしていると、耳元ではそれなりの音に聞こえるのですが、離れて聞いたり、マイクに乗せてみると全然鳴ってなかったりします。

 結局のところ、少し高めに、言ってみればクラシックや昔のジャズのスネアのように「カンカン」に近いくらいに皮を張ってやると良い鳴りがすることがわかりました。しかしあまりカンカンに張ると手が痛くなって、それは個人的にイヤなので、ほんの少しだけ緩めています。でも基本高めのチューニングです。

 難しいです、ドラムは・・。叩くテクニックが大切なことはもちろんのこと、ドラムのチューニングやペダルのセッティングもやらなきゃいけないわけですからね。ギターだと弦のチューニングは機械に合わせれば誰にでもできますし、セッティングは確かにちょっと面倒ですが、基本的には弦高の上げ下げくらいです。

 しかしドラムについては、まずチューニングに基準がありませんし、更には皮のミュートをするかしないか、する場合にはどのようにミュートするか、というところも大きくサウンドに影響してきますので大変です。しかもドラムのチューニングの最大の難しさは、「自分で自分の音をリアルタイムに確認できないこと」。

 ドラムの場合、離れて音を聞かなければチューニングの善し悪しが分からないのに、自分ではそのサウンドを離れた場所から確認することは絶対に不可能だからです。代わりのドラマーに叩いてもらったり、あるいは録音したものを聞くしか方法がありません。だから余計にチューニングが難しいんですよねぇ。

 ふう・・、大変だわ、ドラムは(笑)。でも今のヤマハSD-075はとても良い鳴りをしています。自分で叩いた音はもちろん、マイクを通して前に出ている音も凄くイイ感じです。だから今はものすごくこのスネアで気持ちよくドラムを叩くことができます。今日のライブでもスネアを叩く一音一音が気持ちよくて、楽しかったので、とても良かったですねぇ。

 でもまたいつか皮を張り替えないといけない時が来ます・・。それが憂鬱だなぁ・・(笑)。ま、まだまだ綺麗な状態なんで、あと2-3年は平気で大丈夫な気はしますが・・。もちろんその道の人に言わせれば「あほう、そんな古い皮じゃエエ音せえへん!!」と怒られるようには思いますが(笑)。

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