11月の最初にオーダーしていたウォーモスのネック、11月末にはもう到着しました。今回はすごく早かったです。

 それはそれで良かったんですが、このネックの取り付けでものすごく苦労をしています(笑)。ま、そもそも日本のメーカー(昔のフェルナンデス)のネック取り付け部分などのサイズ、穴の位置などがフェンダーと全然違うことも1つの理由ですが、今回組み立てようとしているギターがフロイドローズ付きであることも1つの問題点です。
 それにしても、私が持っているのストラトのネックを立て続けにウォーモスのネックに替える作業を行っていますと、いかに昔の日本のメーカーのストラトコピーモデルがいい加減に作っていたかということがよくわかりますねぇ。

 トーカイは弦間隔が狭く、それにあわせてシンクロの取り付け穴の位置がおかしいし、ネックポケットが狭すぎ(ナット側に寄りすぎ)ます。そしてフェルナンデスについては、ネックプレートが独自のサイズのため、ネック取り付け穴の位置がメチャクチャ、そしてネックポケットの深さ(高さ)も全然違います。さらにはアリアプロ2のネックに至っては、スケール自体が微妙に長い・・(笑)。

 ま、いい加減なもんです。今のフェンダージャパンになってからは、きっとそのあたりは統一された1つの基準で製造されているはずですが、フェンダージャパンができる前の日本メーカーのストラトなんて、各社勝手な規格で、勝手に作りすぎです(笑)。で、ウォーモスはフェンダーライセンスのメーカーなので、今回ウォーモスのネック取り付けに関しては、ネックにあわせてボディ側をいじる方が正しい規格でギターを組み込むことになって、何かと都合がよいのです。

 で、フロイドに関していえば、あまりに素人過ぎる私は、二十数年前に自分のギターにフロイドローズを自分で組み込んだときには、あまりスケールのことなどは考えずに取り付けました。で、今回改めてウォーモスのネックが届いて組み込もうとしますと、スケールがメチャクチャだったことに気がついたわけです。

 ギターに詳しい方ならいまさら説明する必要もないおはなしだと思いますが、ノーマルのストラトは、シンクロナイズドトレモロを取り付けた際にスケールがピッタリになるように、トレモロのザグリなどの位置が加工されています。ところがフロイドの場合は、シンクロよりも複雑な仕組みになっているために、シンクロと同じ場所に取り付けるとスケールが7ミリくらい(私のギターの場合)後ろに来ちゃうのです。

 と、いうことはどういうことかといいますと、フロイドを普通のストラトに取り付ける場合には、シンクロが取り付けられていた位置よりも7ミリ前に取り付けるか、逆にネックポケットを拡げてネックを7ミリブリッジ側に動かすしかないわけです。

 ・・そう書くと簡単な話のように思えますが、これが大変(笑)。フロイドのブリッジを7ミリ前に取り付けることは実際問題不可能なんですよね。なぜかといえば、7ミリも前にスタッドの穴を空けると、リアピックアップのザグリまで来ちゃうんです(笑)。それにトレモロのキャビティも前側を削ってやる必要があります。

 じゃあ、逆にネックを7ミリブリッジ側に近づけて取り付けりゃいいじゃないか、という話になるわけですが、これもこれで大変。ネックポケットを拡げる作業自体はそれほどでも無いのですが、それよりも7ミリネックを後ろにずらすと、22フレットになった指板がフロントピックアップに当たっちゃう(笑)。それに7ミリもずれると、21-22フレットあたりが猛烈に弾きにくくなります。

 以前はいい加減に組み込んでいたもんですからあんまり考えてもいなかったんですけど、そういえば、フロイドのギターはオクターブ調整をすると1-2弦のサドルが異常に前に出てましたねぇ・・。今にして思えば、そこまでサドルを前に出さないとオクターブが合わなかったんでしょうね。

 ふうむ・・、なかなか悩むなぁ・・。とりあえず、もう数ミリだけネックポケットを拡げて、ネックをブリッジ側にずらすことで妥協してみるかなぁ・・。

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