某オークションで「初期のパテントナンバーステッカー付きPAF」というものを見つけました。

 なかなか面白そうなピックアップなのですが、面白いことにボビンの一部が変形しているのだそう。前もって言ってくれるだけ親切な出品者ですが、その写真を見ると「こりゃ到底売り物にはならん」という感じ(笑)。
 どうなっているのかといえば、ハムバッカーの2つあるボビンの、両方の真ん中の外側が下に向いて凹んでいるんです。あるいは「ダレている」と言ったほうが適切かもしれません。これって・・・、ピックアップのカバーを取る作業を行ったことがある人ならなんとなく想像がつきますよねぇ(笑)。

 これは、たぶんですけど、ピックアップのカバーを取る際にハンダゴテを長時間当てすぎたことによって、ボビンが熱で変形しちゃったんでしょうね(笑)。写真をお見せできないのが辛いのですが、位置からいってカバーがはんだづけされている位置のちょうど真上辺りなので間違いないと思いますねぇ。

 そんな、ボビンが変形するほどカバーにハンダゴテ当てるなんて、相当すごいことやってますよね(笑)。私も自分のTバッカーのカバーを自分で外しましたけど、そんなことにはなりませんでしたからねぇ。ボビンが変形するほどはんだを当てるなんて、一体どれくらいの時間ハンダゴテをピックアップに当てていればこうなるんでしょうか?

 まあ音としては問題ないのかもしれませんけど、こういうビンテージピックアップって、やっぱり「どれほどオリジナルの状態が維持できているか」っていうのがポイントの一つなわけですから、ボビンが激しく変形しているのってかなり価値が下がりますよねぇ。

 ビンテージピックアップは骨董みたいなものですからね(笑)。結構な値段で売りに出されていましたけど、これじゃ1-2万円くらいで投げ売りしない限り買い手はつかないんじゃないでしょうかねぇ。

関連記事
ピックアップ