エアノートンS取付&改造

2012/08/24 Fri 10:45

 ようやく気合いを入れてギターの改造に着手することができました。やっぱりネックをいちいち取り外すのが面倒でねぇ・・。ふう、おかげでようやくまたギターが弾けるようになりました(笑)。

 さて今回は、今まで問題があった部分、直したかった部分、そして新たなるサウンドのテスト、とやりたいことをすべてやりました。おかげで私は今このギターがかつて無いほど好きになっています。

 何をやったかと言えば、1つにはピックガードの改造。そしてもう一つはピックアップの交換とピックアップキャビティの拡大作業。更にもう一つは弦高の調整です。

 まずピックガードの改造ですが、これはやってみたあとで、実はとても大切な改造だったことがわかりました。元々21フレットのネックがついていた私のギターに、先日ウォーモスの22フレットの新しいネックを取り付けたわけですが、ピックガードの上に指板が覆い被さるので、ピックアップの交換作業などを行おうとすると、ネックをまず取り外さないといけないのです。

 やはりネックを外すと、いちいち弦高のチェックなどもしなければならなくて面倒ですので、ピックガードのうち指板と重なる部分を切り取ろうというワケです。ドリルとニッパーとヤスリを使いながら割と綺麗に仕上げることができました。

 この作業をしたあとで気がついたのですが、実は改造する前はピックガードが邪魔になって、ネックがボディとピッタリ密着していなかったことがわかりました。つまりピックガードが指板とボディの間に挟み込まれてしまっていたのです。これでは弦高の調整も上手く行きませんし、何より音が悪くなってしまいます。

 今回ピックガードを切り取ったおかげで、その問題が解消され、ネックとボディの接続がとても上手く行くようになりました。

 次のピックアップの交換ですが、先日購入したディマジオ製エアノートンSをフロントに取り付けるのが、今回の作業の最大の目的です。ミドルにはダンカンのリトル59を、そしてリアには結局久々の79年製ギブソン・Tバッカーを付けることにしました。

pickups

pickups

 今回リアピックアップを取り付ける際に、今までずーっと、それこそこのギターのリアにTバッカーを取り付けた頃から続いていた疑問というか、問題点が依然として残っていることに気がつきました。それは、なぜかリアピックアップがボディに対して平行ではなく、必ず斜めに傾いて取り付けられること。

 ピックアップを交換するたびに気がついてはいましたが、今回は気になるところは全部直してしまおう!というノリで改造しましたので、この問題点も原因を調べてみました。するとリアピックアップ用にボディに空いているキャビティとピックアップが微妙に接触していることが判明。だからピックアップの高さを上下させると、ピックアップが斜めになっちゃうわけです。

 と、いうことで早速ブリッジ側のキャビティを3ミリほどノミを使って拡げます。どうせ見えないところですから、少しくらい荒くてもいいや(笑)。そうやってピックアップをセットしますと、おお、初めてピックアップがボディと平行にセットできた。嬉しい(笑)。

 さて、ピックアップを実際に取り付けて演奏をしてみますと、Tバッカー、なかなか悪くない音がしています。古いダンカン59よりは劣る気がしますが、それでも少なくとも新品のダンカン59よりは渋いヴィンテージサウンドがします。ミドルのリトル59も、リアのTバッカーとのバランスがとてもよいです。音質もよく似ていますし、この組合せは凄くよいです。

 問題は・・フロントのエアノートンS(笑)。いえ、このピックアップ自体は全然悪くないです。元々ジャズをプレイするために、リトル59よりもハイが抑えられて、ミッドとローが強めのピックアップを探していましたので、その意味では完全に狙い通りのピックアップです。

 ただ、それ以外のピックアップとのトーンのバランスが悪すぎます(笑)。キャラクターが全然違うんですよね、エアノートンSとリトル59&Tバッカーでは。エアノートンSのトーンが、はっきり言ってダークすぎます。歪ませたサウンドではリア、センターからフロントに切り替えると、急にトーンがこもったような音になります。もこもことした音でなんか前に出てきません。

 以前はリアにダンカンのJBを付けていたので、フロントがリトル59では明るすぎたところがありました。なのでエアノートンSを選択したわけですが、リアをTバッカーに替えますと、逆にフロントがエアノートンSでは音質が暗すぎるのです。要するにバランスの問題ですねぇ。

 いえ、実際には聴覚上はエアノートンSのトーンが他のピックアップと比べても、最も音通りのよいサウンドなのですが、歪ませると他のピックアップとのキャラクターが違いすぎて、ピックアップをリアから切り替えた瞬間に「あれ?」という感じになるのです。

 これはもう少しギターをプレイしていると慣れるかも知れませんし、セッティングを調整することで対応できるかも知れないので、今しばらく色々やってみようと思っています。

 そして最後は弦高調整。これはネックの取付角度が変わってしまったので仕方なくやることになったのですが、今回はフラットめにして低めにセットしてみました。すると、全然弾き心地が違いますねぇ、自分でも驚きました。

 フラットめにすると、まずネックを持った瞬間の感覚が違います。ストラトというより、レスポールやクラッシックギターを弾いているような感じ、あるいはフロイドローズを付けた感じと言いましょうか。しかし指板自体もフラットめなのでほとんど違和感がありません。

 その効果もあるのか、弦を低くセットしてもびびるところがありません。よく言われているように、フラットめの指板だと弦高を低くセットしやすいのでしょうね。おかげで弾きやすい、弾きやすい。

 ということで、いろいろと調整した結果、今のギターは30年以上弾いてきたなかで一番イイ感じになっています。ルックス的にもエアノートンSの黒いバーマグネットは精悍な感じで、なんか「ステルス戦闘機」という感じでカッコイイです(笑)。これで音もよかったらセンターもエアノートンSにできるんですが、これはちょっと様子見・・。

 とりあえずこの状態でスタジオに入って少し大きめの音で鳴らして、それから考えてみることにしましょうかね。

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