ストラトのボリューム・・

2012/07/02 Mon 21:13

 ストラトの摩訶不思議な点の一つとして、ボリュームの位置が弦に近すぎる、ということがありますよね。ネットでは「ボリューム奏法をするためにはあの位置がベスト」という、何とも後付け理由を尤もらしくご説明になる人もいますが、レオフェンダーのデザイン上の美意識では、あの位置が良かったんでしょうね(笑)。

 だって現実的にルックスとして、あの三つのノブのバランスってとても良い配置にありますからね。それにギターができた50年代はブリッジに手を置いてミュートして弾く、なんて奏法もなかったでしょうし(だから元々シンクロトレモロにはカバーがあったはず)、昔はそれほど気にならない位置だったのかも知れませんね。

 けれども、さすがに現代のギター奏法においては、あの位置は邪魔ですね(笑)。「長年弾いていれば慣れる」とおっしゃる方もいますが、私は30年弾いていても慣れません。「そりゃ、お前が下手だからだ」というご批判は甘んじてお受けいたしましょう・・(笑)。

 まあ確かに私が下手だから慣れないということはあると思いますが、最近何度もブログに書いていますように、最近の私は弾きこなすのに職人的な技術を必要とするような「職人楽器」はとてもイヤになってきています。そんなもの誰がどう考えたって、弾きやすい楽器のほうがイイいに決まっているわけでして、純粋なフレーズの演奏技術以外に余計な気を遣うような楽器はあまり好きではありません。

 それは私にとって、ストラトの指板のRの強さだったり、トレモロの狂いだったり、シングルピックアップだったりするわけで、これらは結局全部神経質にならないようにパーツ交換されてきました。そしていままでずっと気になっていながら、ついぞ改善されることがなかったのがボリュームだったのです。

 ところが先日スタジオでギターを弾いていますと、どれほどボリュームが勝手に絞られて、それを直すという作業を繰り返したことか(笑)。やっぱりこれって、私にとっては「職人楽器」ですねぇ・・(笑)。もっと好きなようにピッキングやカッティングをしてもボリュームが絞られない位置にボリュームを動かしたいなぁ・・・。

 ということで、いま考えているのは二つ。一つは良くあるパターンですが、ピックガードを1ボリューム、1トーンのものに交換すること。これはもう30年くらい前からあるアイデアで、一番実用的ですかね。でもピックガードごと交換する、って言うのがどうにもめんどくさい。

 もう一つは一番手前のボリュームはダミーにするか取っ払って、真ん中のトーンをボリュームにすること。これだと上に書いたやり方とパターンはいっしょですし、結構このやり方で対応している方は多いみたいですね。大抵の方は元々のボリュームノブそのものを取っ払っているようですが。

 うーん、やっぱりライブとかで使用することを考えると、ボリュームがあの位置っているのは私にゃ使いにくいなぁ。だから、エディにしたって他のギタリストにしたって、ストラトスタイルのギターを使う多くの人がボリュームの位置をずらしているんですもんね・・。

 そうだなぁ、次なる改造ネタとしてボリュームの位置変更をやってみるか・・・。

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