ストラトVSレスポール

2012/04/29 Sun 03:14

 ストラトvsレスポール・・・、今まで何十年間同じテーマで議論が繰り返されてきています。

 答えから言えば、楽器なんて趣味の世界の話なので、別にどっちでもいい、ということですね(笑)。上手く、いい音で弾けるのなら、ストラトだろうが、レスポールだろうが、なんでもいいんじゃないかと思いますね。

 世の中には「ストラトは弾き手を選ぶ楽器。きちんとしたテクニックを持った人じゃないと弾きこなせない」とおっしゃる方も少なくないですが、これも単純に音と弾きやすさに対する感覚は人それぞれですからね。上手い下手の問題じゃないと思います。

 確かにネックのアールが強くて、シングルピックアップのストラトは弾きにくいギターだと思います。しかしストラトとしての「よい音」がするのも、これは疑いようのない事実です。私もストラトのフロントとセンターのサウンドは大好きでした。

 しかし、やっぱり自分が好きな音楽、弾きたいプレイスタイル、などによってその判断も変わってくるんですよね。そりゃあ切り裂きくようなトーンでレイヴォーンのようなギターを弾こうとすれば、ストラトじゃないとダメでしょう。ジミヘンのプレイや、リッチーのパープル時代のプレイに憧れる場合も同じでしょう。

 でもBBキングのようなブルースプレイを行おうとしたら、ハムバッカーじゃないとダメです。だからといってBBは下手なギタリストなんでしょうか?いいえ、彼のブルースは素晴らしいと思いますし、彼を「下手くそ」とけなせるブルースプレーヤーはそんなにいないと思います。

 ジャズの世界でも一緒です。確かにニュアンスがでやすいストラトのサウンドは魅力的なんですが、そういう神経質なトーンでは合わない音楽やプレイスタイルって、やっぱりあるんですよね。まろやかなトーンでギターをふんわりと鳴らしたいのに、切り裂くようなトーンが鳴っちゃうと困っちゃう音楽ってあるんですよね。

 だから、ストラトもレスポールも好き好きです。「ストラトを弾きこなせる人のほうが上手」「いろんなギターを弾くと、結局最後はストラトにたどり着く」というのも、それはストラトのサウンドや弾き心地が好きな人が言っているだけの一方的な意見。ま、「巨人が好きか、阪神が好きか」という話と似たような話です(笑)。そんなもんどっちでもいいんです、好きな方を選べば(笑)。

 どれほど上手なプロプレーヤーだって、ストラトを弾いていない人、いくらでもいます。野呂一生も「ストラトは嫌いじゃないけど、どうも自分のスタイルじゃない」といった趣旨の話をしています。だからといって野呂一生のことを下手だと言う人はいないでしょう。

 ま、どんな楽器を弾いているかどうかなんて、上手い下手には全然カンケーないです(笑)。好きな楽器を使って、いい音でいいプレイをすれば、それでいいんじゃないでしょうかね。ストラトがお好きな方がストラトを弾けばいいし、レスポールが好きな人はそれでオッケー。

 単なる好き嫌いの話ですから、「どちらが上手い」とか「どちらがいい音がする」なんてことを一生懸命論じても意味はないですね、間違いなく(笑)。それより練習してギターが上手になるほうがよっぽど重要です(笑)本当に上手い人は、多分「弘法筆を選ばず」状態だと思いますよ。

 そもそも「この楽器のここがええねん!これやないとあかんねん!」と言っている人に限って、ギター弾かせてみたらたいして上手くなかったりしますしね(笑)。アマチュアでギターたくさん持っている人も、実はそんなに上手くなかったりしますしね(笑)。単にお金があるからコレクターになっているだけなんですよね。

 本当に上手い人は、もちろんその人なりのこだわりは持っていますが、正直なところ「弾きやすければ別になんでもいい」或いは「弾きにくい楽器でも、別にテクニックがあればそれなりには弾けるやろ」くらいの感覚くらいしか持ってないんじゃないでしょうか。

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