今日ギターを弾いていてやっとわかった・・・。シンクロのチューニングが狂う理由はナットだけじゃない、ということが(笑)。

 以前から気になっていたんで、ちょっと実験してみたんです。通常チョーキングをかけると弦のピッチが少しだけ下がり、アームをかけると元の高さに戻ります。もし、その原因がナットの滑りにあるのなら、チョーキングをかけて弦のピッチが下がれば、ナットとペグの間の弦のピッチは上がり、そしてその状態でアームをかけて弦のピッチを元に戻れば、ナットとペグの間の弦のピッチは下がるはずなのです。

 そう予想して、実際にテストしますと、なんと、驚いたことに結果は全然違うんですね。実は、チョーキングをかけたときに弦のピッチが下がると、ナットからペグまでのピッチも下がるんです!で、逆にアームをかけて弦のピッチの高さを戻せば、ナットからペグまでのピッチも上がるんです!

 つまり、ペグからサドルまで弦のピッチは同じように上がったり、下がったりしているということになるわけで、チョーキングやアーミングをして弦のピッチが狂うのは、ナットの滑りが原因じゃない、ってことになっちゃうんです。おお、これは今までの私の常識が吹っ飛んでしまったぜ・・(笑)。

 じゃ、ピッチが狂う原因はなんだ、って話になるわけですが、残る可能性は二つ。一つはトレモロユニット部分での弦の滑りの悪さ。そしてもう一つはペグ部分のゆるみやガタつき。

 ただ、ペグ部分の弦のゆるみ、たわみ、ガタつきについては、ロックペグを使っていることもあって、その可能性は低いと思っています。となると、残るはトレモロユニット部分でピッチの狂いが起きている、という事になるわけです。

 でも、そりゃそうですよね。だからこそフロイドローズはサドル部分でもがっちり弦をロックしているんですもんね。で、狂いの原因となるのは、私の予想では、ユニットの裏から弦を通して表側に出てぐいっと弦が曲がる部分。なぜならそこから先はローラーサドルがあるのでピッチは狂いにくいはずだし、一番弦に摩擦がかかりそうな部分はそこしかないからです。

 なるほどなぁ、アーミングするときはいつもナットのことばかり気にかけていたけど、こりゃナットじゃない可能性も強いなぁ。今まで三十数年間もギター弾いてきたけど、今回みたいな実験したの初めてだったんで、全然気が付きませんでしたよ。

 そうか、次に弦を張るときは、サドルの下の弦が当たる角の部分にグリスを塗ってみよう。それかゴトーあたりからでているトレモロユニットで、この弦の部分の摩擦を減らすようにできているヤツを買ってみるか。

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