スティックの握り方

2012/01/22 Sun 03:04

 久しぶりにドラムの話など。

 先日昔の音楽仲間と集まってお酒を飲みながらドラムの話をしていたときのこと。そのうちの一人は本当にプロレベルでドラムが上手い奴で、彼はレギュラーグリップでドラムを叩いていたんですが、その昔彼にドラムの叩き方を教わったときに「レギュラーグリップなんてやらなくていいですよ。マッチドで全然オッケーです。」と言われたので、いまだに私はマッチドしかやらない、という経緯があったのです。

 で、すごく久しぶりに彼と会ってグリップの話をしていた訳ですが、彼曰く「僕がヤマハの教室で先生してたときには、生徒さんには絶対レギュラーは教えませんでしたよ。」とのこと。「何で?」と訊くと「そりゃあ、誰だって『ホイ』って目の前でスティック渡されて、その棒をレギュラーで握る人なんていないでしょ。普通誰でも手のひらでスティックを握りますやんか。それが一番自然。」と言ってましたねぇ。

 うん、そりゃそうだ。私もずっと思っていたことと一緒の答えでしたね、よかった。で、レギュラーグリップでバシバシ叩いている彼にしても、最初のうちはレギュラーの左手ではタムやシンバルが叩けなかったのだとか。「やっているうちに慣れてきた」とは言っていましたが、他人には絶対に勧めないのだそう。

 そう合理的に教えてくれるドラムの先生がいるとありがたいですよね。しかしその彼にしても「でもやっぱり今でもレギュラーですよ。なんか見た目がかっこいいし、スネアの位置が慣れちゃったんで。」とのこと。彼がなぜレギュラーにしたのかという理由は、「かっこよかった」からだとか(笑)。

 まあ、やっぱりドラムのスティックの持ち方って、何でもいいというか、普通はマッチドがやっぱりいいんじゃないかと思いますねぇ。一番自然ですからね。レギュラーじゃないとできない技、っていうのも、昔のジャズドラマーがやっていたようなアクロバティックな技以外にはないし、普通のドラムプレイを考えるだけならマッチドの方が絶対上達は早いはず。

 改めてドラムの先生にそう言ってもらって、今更ながらに安心しました。

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