私がユーチューブにアップしている動画に関して時々いろんな質問を受けるのですが、最近受けた質問は「そのギターのボディ材はなに?アッシュ?アルダー?」というもの。

 このブログによく書いていますように、私自身は他人のギターサウンドを聴いていてそのギターのボディ材の違いなど気にしたこともないし、もちろん私自身がギターを弾いている時も自分のボディの材質のことなど一度も考えたことがなかったので少し奇妙に思ったのです。

 なので、その質問を受けても私は正確に答えることができませんでした。昔のトーカイのSS-80のボディはセン、アルダー、ともう一つ名前を忘れた材質(後日注:思い出しました「リンデン」です。)のうちから適当に作られていたと記憶しています。

 木目を見ればある程度見当が付くのかも知れませんが、私はボディ材に興味をほとんど持っていないのであまり詳しく見分けることができません。アルダーはなんとなく軽いイメージがありますし、それほどしっかりとした木目が出るイメージがないので、重くて比較的しっかりと木目模様が出ている私のボディはアルダーではないと思います。

 でも分かりません。残念ながら興味を持ったこともありません。でもネットを見ていますとよく他人のギターのボディ材について問い合わせたり、ご自身のギターのボディ材について説明なさる方が多いですよね。

 何度も言うように私自身はエレキギターのボディ鳴りなんて気にする程度の事じゃないと思っていますが、世の中にはボディ材質をとても重要視してサウンドに結びついている方が多いということをよく表す話だと思います。

 そうか、そういうものなんですかねぇ、アンプから出てくる音を聴いて、そのストラトのボディ材が何かなんて気にしたこともないし、私にはその違いに気がついたこともないんですけどねぇ。アマチュアの演奏はもちろんのこと、プロの演奏でも。

 私はエディが大好きですが、今までそれこそいろんなライブサウンドを聴いてきましたが彼のギターの材質が何であるか、とかボディの材質が違うから音が違う、なんて思ったこともないし、気にしたこともありません。そんなことよりもピックアップやアンプの違いのほうがずっと音には影響しますからねぇ・・・。

 まあ私が思うに程度の問題だと思うんです。多くの方がおっしゃるように確かにボディ材が変わればアンプから出てくるサウンドも多少違うのかも知れません。けれどもボディ材の違いが与える影響よりも、ピックアップの違いのほうがずっと影響があるし、更にアンプによって音は全然変わりますから、ボディ材の違いがサウンドに与える影響なんてホンの微々たるもんだと思うんですよね。

 冒頭に書いたように私にボディ材の質問をしてきた方は「エディの昔の音にそっくりだから、あなたのギターのボディ材が知りたい!」と熱心に質問してきていましたが、私の感覚では「うーん、でもPODで作ったサウンドだし、ピックアップも直付けじゃないし、指板もローズだし、エディのギターセットとは全然違うからボディの材質が分かってもあんまり参考にならないのでは?」と言いたいところ。

 もし本当にエディの音に似ていると思って下さるのはとても嬉しいことですが、でももし本当にそうであれば、全然仕様が違うギターをPODを通して録音してもエディーの音が作れちゃうということになっちゃいますので、それはさすがに違うんじゃないかな、と私自身は感じています。確かに「エディ風」のサウンドかも知れませんが。

 まあ人間の耳ってそんなもんかも知れませんね。案外ボディ材の違いがサウンドに影響を与えている、と思っているようで、結局のところ何で弾いても同じような音が出ちゃっているという・・。もちろん爆音で弾いていればサウンドに違いがある気もしますが、しかし聞いている側からすれば「それがなに?うるさいだけで耳が痛いわ」程度の話。

 今の私自身はその「爆音によるサウンドの違い」に全くと言っていいほど興味がないし、実際ライブハウスでもスタジオでも常に耳栓しているくらいなんで、正直ボディなんてなんでもいいんですよね(笑)。それにそもそも音楽って、耳に痛いような音量じゃニュアンスもクソもわかんないと思うんですよね。やっぱり音の違いを云々するのなら、その違いが心地よく聞き分けられるようなサウンドでないとねぇ。

 さらに言えば、そんなことよりも「もっとちゃんと弦を指で押さえて綺麗に正確な音程で音を鳴らす」とか「粒を揃えて正確にリズミカルに、そしてニュアンスのついたピッキングをする」とか、そういったテクニック的なことやフレーズ的なことの方がずっとギターを弾く上では大事じゃないかな、って思うんですよね。

 だっていくら鳴りのいいボディと世界最高峰のピックアップを取り付けたギターだとしても、弾いている人が下手くそだったら「そんなの全然カンケーね-」の世界ですからね(笑)。そんな素晴らしいギターは腕がある人が弾いてこそ意味があるし、価値がある話。もちろんプロでも上の上のクラスの人って意味で、ピッキングとフィンガリングが合ってもいないようなショボいプロギタリストの話じゃありません。

 そうでなければギターのボディ材質にこだわる必要なんて全然ないと思いますし、それ以前にギターを練習する方が遙かに大事だと思いますねぇ・・。だから私なんかは自分のギターのボディが何かなんて全く気にする必要ありません(笑)。

 ・・でもピックアップだけはなぜか好きなんで色々とっかえひっかえして遊んでいますけど。でも正直いってそれも聞いている方から見れば大したことじゃありません。それは私自身わかっているつもりです(笑)。

 うん、とりあえずやっぱりもっと上手くなろう。人前で聞かせられるにはまだちょっとリハビリが足りませんので、基礎練習からしっかりと鍛え直そう!

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