磁石一個が数千円?

2011/10/01 Sat 03:06

 また凄い商売を見つけました。某ピックアップメーカーではハムバッカー用の磁石を単体販売しており、その価格が5千円オーバーの一個数千円!なんでも着磁の方法が違うのだとかどうとか・・。

 ごめんなさいね、普通に考えりゃ、着磁方法がどうであれその後の磁力の保持はマグネットの材質に左右されるだけの話なんじゃないですか?つまり最初に強く着磁させればその後の磁力も強いでしょうし、弱く着磁させれば弱いんじゃないんですか?それだけのことじゃないの?それともそんなに単純な話じゃないの?でもオールドPAFの時代なんて、テキトーにマグネット作ってたはずですよね?

 まあ、なんにしてもその着磁云々の話の真偽は別にして、今ならアメリカから通販で一個300円くらいで買えるオールドPAFタイプのマグネットが数千円だなんて。しかもPAFのトーンと同様、誰にも分からない着磁の違い云々でうんちく書かれたって、はっきり言って普通磁力を計測する機械なんて誰も持ってませんから普通のマグネットとの違いがどこにあるのか誰にも分からない話(笑)。

 アメリカから着磁されたマグネットを1個300円で仕入れて売り払えば凄い儲けですわね。信じる人は救われるのかも知れませんけど、これは本当にピックアップの値段以上にビックリしましたね。「マグネットを無造作に扱うと磁力に影響する」なんて話を書いている人がいるピックアップビルダーの世界で、マグネット単体を売ってユーザー自身にマグネット交換させるという摩訶不思議な話(笑)。ユーザー自身でマグネット交換なんかしたら音が悪くなっちゃうんじゃないの?だってそう言ってたじゃない(笑)。

 オールドPAFに3種類ある、なんてトム・ホームズなどがやってるのと同じコトして、実際のオールドPAFはテキトーに作って単に品質がバラバラだっただけなのに、「○○のギターには××のタイプが搭載。高級品」だなんてウソばっかり。セスラバー本人がテキトーに作ってた、って言ってたし、80年代にトム・ショーがギブソンでセスラバーと一緒にオールドPAFを分析した結果もそうだったんだから、そうとしか言いようがないじゃないですか。

 トム・ホームズはその適当なPAFを大まかに3種類に分類しただけの話でしょ?どれが良いとか悪いとか、そんなこと作ってる本人が考えてなかったのに、なんで後付けで「これは高級ギター用のピックアップ」なんて講釈する必要があるのでしょう?勝手に話を作るのは止めて欲しいもんです。

 それにここのピックアップはありえないほどボビンのまわりをテープでぐるぐる巻き。まるで中身を外から見られると困ることでもあるかのような作り方(笑)。完全コピーを謳っている割には、ルックスが全然オールドPAFと違うところがとても興味深い。

 全くええ加減なもんですね。このメーカーは本当に1から10まで話が矛盾しまくり。なかなかないです、ここまでええ加減な話を堂々と展開するメーカーは。なんかだんだん値段も下がってきてるようですので、あんまり売れてないのかな(笑)?

 どうせなら1万円くらいで売ればどうです?そんなことしたらみんなが使ってたいしたことないことが一気にバレちゃう(笑)?

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