ピックアップ比較企画はアメリカから短足のピックアップ用ベースプレートが届くまで延期状態になっていますが、その間取り付けたままになっているセイモアダンカンSH-4、JBモデルをずっと弾いています。

 自宅でギターを弾いるため、あまり大きな音で弾いているわけでもないので、時々録音してそれをチェックしながら音質を確認するという作業を行っています。ここ数日JBをずっと弾いているのですが今回はそのレビューなどを。

 先日のピックアップ比較企画のSH-4 Part2で書きましたように、JBはかなり弦と離してセッティングする方が私の好みですねぇ。このピックアップ、相当パワーがありますね。そのおかげで少しくらい弦から離してセッティングしたくらいでは、ボリュームを10から7~8くらいに落とした程度では歪み具合がほとんど変わりません。

 ボリューム7~8で既にPOD XTのマーシャルサウンドはフルドライブ状態になっている、ってことですね。こんなのT-バッカーを使っていたときには経験がありませんね。感覚的にはT-バッカーの1.5倍から2倍くらいのパワーがあるような感じすらします。

 ですからエスカッションにピックアップが沈んでしまうキワキワくらいまでピックアップを下げてプレイしていますが、なかなかそれでもパワーがあります。特にパワーがあると感じるのがコードを弾いているとき。普通にコードを弾いているとディストーションサウンドが「グシャー」って感じで、ちょっと歪みすぎで品がありません。

 ソロを弾いているときにはこれくらいのパワーもよいのですが、コードを弾くとてきめんにパワーありすぎが前面に出てきます。これだけピックアップを下げているのにトレブルもキンキン、ミッドはグシャー。ピッキングのニュアンスもクソもありません(笑)。

 まあアンプ側(POD)のドライブのレベルを下げればよいのでしょうが、それでは今回の比較テストの意味がありません。実感としては70年代頃のオールドハードロックや渋いブルースなどにはJBはあまり向かないと感じますね。どちらかというとあまりサウンドにニュアンスをつける必要がないヘビメタやシンセサイザーっぽい音を狙いたいときのフュージョン系の音楽に合っているような気がします。

 ピッキングで音にニュアンスをつけるような音楽ではなく、逆に音の強弱、ニュアンスをつけないサウンドを狙いたいときに向いているピックアップのように思います。

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