あんまり「職人的ワザ」というのを使うのは仕事でも楽器でも好きじゃないんですけど、私の白いストラト(例のフレットを打ち替えたりしたヤツ)を弾きこなすためには職人的なワザが必要だと言うことに少しずつ気がついてきました。

 いえ、もちろん昔のミュージックマンのEVHみたいにもの凄く弾き易いネックであれば職人技なんて全然要らないんですよ。本当は弾き易いネックと指板のアールがあれば職人技なんて身につけなくて済むものです。

 でも現実は目の前にあるのが職人技を必要とするネックなので(笑)、まあこれは長年の付き合いもあるし、これからもイイ音を出していくためにはこいつを職人技でもって上手く鳴らすしかないのかな、と思っているわけです。

 で、どんな職人技かと言いますと、最近ようやくわかったんですね、3、4弦のチョーキングやビブラートの仕方が。もちろんこのギターでの話ですよ。たぶんネックの太さ、私の手の大きさや指板のアールなどが影響しているんでしょうね。

 例えば普通3、4弦あたりであればチョーキングやビブラートって弦を上に押し上げるようにすることが多いと思うのですが、それがどうしてもできないポジションってあるんですよね。特にチョーキングをしないでビブラートだけするときに。

 具体的には、3弦であれば基本上に押し上げてビブラートをかけるけれどもハイフレットでは下に引っ張った方が遙かにラクにビブラートがかけられるんですね。4弦はもっと微妙で、ハイフレットはもちろん下に引っ張るんですが、5-9フレあたりでも下に引っ張る方がラク。じゃあ全部そうすればいいじゃないかと言えば、12フレあたりの真ん中は上に上げる方がラク(笑)。

 まあ結局のところ、その楽器に合わせて弾き易くなるようにいろんなテクニックを使え、ってコトですかね。プロの方なんかはホントにビデオを見ていますといろんなテクニック使ってますもんね。特にロックギターなんかでしたら、あんまり基本にガチガチになったり、ある有名ギタリストが「これがいいから!」と話したからと言ってそれを頑なに信じるというのは余りしない方がイイかも知れませんね。

 だってこの世界では、基本から逸脱したようなテクニックを使う人が結局「スーパーギタリスト」と呼ばれたり「超絶テクニック」なんて呼ばれたりしますもんね。彼らの弾き方なんて、きっと30年前であればほとんどが邪道の部類ですもんね(笑)。

 だから自分が弾き易いように弾けばいいんだと思います。私の白いストラトも、彼に合った弾き方で私が弾けばいいんじゃないかと思うようになった次第です。

 要は練習、ってコトですね(笑)。

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