フレット打ち替え その2

2011/02/05 Sat 00:57

 さあとうとうフレット打ち替え作業の開始です。大事なローズネックの方をボロボロにするのイヤなので、なんとメイプルネックのストラトの方も一緒にリフレットします。で、メイプルの方はいろいろなテストのために実験台になりながらリフレットされ、そこで学んだノウハウをローズの方に応用しようという算段です。

 まず買ってきた材料は「くいきり」という日本の大工道具。ニッパーのようなもので、写真はこちら。

くいきり

 これはちょいと頭の方を平らにヤスリで削ることで(この作業がたいへん!)フレット抜きとして使用します。同時に日本の刃物は本当に丈夫にできているので、そのままフレットを切断するペンチとしても使用します。

 そしてこのくいきりを使ってフレットを抜いていきます。メイプルの方は比較的簡単に抜けます。

リフレット1

リフレット2

 メイプルで上手くいったからと思って早速ローズのフレット抜きに入りましたが、これが難しい。まずフレットの下にくいきりが入っていかないのです。仕方ないのでくいきりをもう少し頭を平らに削って加工しなおします。

 そうやっていきますとなんとかフレットが抜けはじめますが、メイプルのようには行きません。何しろフレットが相当すり減っていますし、しかも細くて柔らかい。そのためくいきりが指板とフレットの間に入りにくく、またフレットを掴んで抜こうとしてもフレットが薄くて掴めません。これには本当に一苦労。

 そうやって抜いている様子がこちら。

リフレット3

 何とかかんとかローズの方もフレットが抜けましたが、ローズの方がフレットを抜いたときのチップが出やすいです。あまりに最初の方でチップがヒドかったので、途中から指板で濡れたティッシュで拭いて湿気を与えながらフレット抜きをすることにしました。こちらの方が確かにチップは減ります。

 さて本当ならできたチップをすぐに瞬間接着剤で固定するべきだったのですが、私は余り気にせず抜いた後を紙ヤスリで均してしまいました。

リフレット4

 そうやって最初の方にフレットを抜いたハイフレット部分を見るとこんな悲惨な状態に・・。

リフレット5

 これは本当にギターが可哀想・・。まあでもこのくらいのチップも言ってみれば想定の範囲内。勉強のうちです。この日はとりあえずフレットを抜いておしまい。続きは2日目に・・。

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