今日は久しぶりにギターの改造をしました。何を行ったかといえばシンクロナイズドトレモロのちょっとした改造。

 通常シンクロナイズドトレモロは6本の丸ネジで固定されているわけですが、皆さんあれってなぜ丸ネジで固定されているか疑問に思ったことありませんか?だって丸ネジで可動するトレモロを固定するってどう考えたってムリがあるじゃないですか。

 本当は図で書けば分かり易いんですけど、めんどくさいので言葉で書きますが、丸ネジってネジの頭の部分が真っ平らじゃないですか。その部分でトレモロユニットを上から押さえつけて固定しているわけですが、トレモロユニットが動くとトレモロのベースプレートがネジの頭に必ず当たるんですよね、わかります?

 ネジの頭の裏側にベースプレートが当たると、当然トレモロユニットをネジと支えている支点が上下に動きますし、さらにはネジにも負担がかかりますよね。何よりトレモロを動かすたびに支点が上下してしまうわけですから普通に考えてチューニングが安定するはずがありません。

 だからこのネジを皿ネジに替えればいいわけです。コーナンにでもいけば同じサイズのネジは100円くらいで売っています。国産モデルであればサイズは3.5ミリ×32ミリのネジを買ってくればいいです。

 フロイドローズだって、最近の2支点式のトレモロユニットだって全部皿ネジじゃないですか。なのになぜ昔ながらのシンクロだけいまだに丸ネジなのか理由がわかんないですよね。フェンダーのギターって楽器というよりはオモチャみたいなものなのでよくよく見ると結構マヌケな部分があって、シンクロナイズドトレモロの固定ネジだって同じです。全く理にかなってないんですよね。

トレモロネジ交換1

トレモロネジ交換2

 ということで今回改造したのはシンクロのネジ交換です(前振り長っ!)。写真はこんな感じ。まあこの方がトレモロのアクションはスムースなはずですよね、絶対に。トレモロを長い間使ってこなかったので今まで交換する必要はありませんでしたが、最近またトレモロを使おうかなって思っているので、トレモロ使うのなら皿ネジの方がイイと思って早速交換しました。

トレモロスプリング

 でスプリングは3本だとアームが重いので2本に減らしました。私はトレモロはフロイドでもシンクロでもフローティングさせるのが余り好きじゃないのでボディにピッタリとつけます。2本でも十分なテンションがありますし、アクションが重いアームは結局トレモロの支点部分とネジに過大な負荷ををかけているだけですから楽器のためには良いはずがありません。

 ということでアクションがなるべく軽くなるようにスプリングは2本がお勧めです。スプリングが弱いとチューニングが狂うと思っておられる方が多いと思うのですが、それは結局のところトレモロを動かしても元の位置に戻れば良いだけの事で、別にスプリングが強ければ元の位置に戻るというものでもありません。

 要はネジと当たるトレモロの支点が動きにくくなっていて、そしてボディ密着式の場合はピタッとボディに当たってくれればチューニングは狂わないのです。あとはナットやペグ部分での弦の摩擦やたわみを減らしていけば良いはずなんです。

 ということで今回はトレモロのネジ交換など。実は今ロック式チューナー(ロック式ペグ)をスチュワートマックに注文中です。シャーラーのロックペグですが、年明けには届く予定になっています。これにペグを取り替えることで、私のストラトのトレモロがガンガン使えるんじゃないかと期待しているんです。

 フロイドローズはチューニングは狂わなくて良いのですが、どうしても生音でもアンプの音でもあの金属的な音が妙にキライなんですよね。そこへ来てロックチューナーという武器があることにふと気がついて、またアームを使おうと企んでいるわけです。

 今回のトレモロのネジ交換は、そのための一つの改造です。もしシンクロのチューニングが狂うことにお悩みでしたら是非試してみてはいかがですか?コストも100円、気に入らなければいつでも元の丸ネジに戻せばよい話です。

関連記事
エレキギター