スタンリー・ジョーダン、皆さんもうお忘れでしょうかね?お若い方だと「誰それ?」って感じかも知れませんね。かれは80年代に突如として現れたスーパージャズギタリストです。

 何がスーパーかって?うん、それは映像を見るのが一番的確に伝わりますのでまずはこちらをご覧ください。



 お分かりになりました?そうです、彼はギターをまるでピアノやキーボードのように両手で弾くスタイルでデビューしたんですね。それはとても一人でギターを弾いているようには聞こえません。カポを1フレットのところに置いて開放弦が鳴らないようにミュートし、そして両手でタッピングしてギターを弾くのです。

 この曲では3本のギターを使い分けながら一人で演奏するという離れ業をやっているわけですが、3本目のギターシンセはどーでもいい気がしますね(笑)。どうせシンセを弾くのであれば別に右手でキーボードを弾いても良かったのでは・・・(笑)。

 それはそれとして確かデビュー当時の本人の話によれば、チューニングも普通と違ってバイオリンと同じチューニングで全部の弦をチューニングしていたと思います。

 しかしなぜか彼の後に続く人は誰一人出ませんでした。なぜか?それはあまりに彼のプレイが凄すぎたために誰にも彼がやっていることがわからず真似できなかったからです(笑)。そうして彼は今ではほとんど表舞台で名前が語られることはありません。まるである時代に咲いたあだ花のような扱いです。

 確かにあまりに他と比べて卓越しすぎてぶっ飛びすぎているとそれで終わってしまうことはありますよね。何しろスタンリー・ジョーダンのワザは実際にギターを演奏する際には使いにくいものばかりですからね。元々彼が大道芸で披露していた技ですから、どうしてもそういう「見せ物」「アクロバット」的な面があるんですね。

 しかし今見ても彼のこのテクニックは凄すぎます。だって同じ時期にエディー・ヴァン・ヘイレンがステージで同じように両手を使ってピアノのように弾くソロをやっていましたが、スタンリー・ジョーダンがデビューして以降そのソロは一切ステージでやらなくなっちゃいましたからね(笑)。きっとあまりにワザのレベルが違いすぎたので、さすがのエディも恥ずかしくなって止めちゃったのでしょう(笑)。

 私も彼のプレイを見るのは好きですが、とても真似などできる代物ではありません・・。ではもう一曲、デビューアルバムに入っていた曲をライブで。こういうジャズが私はとっても好きなんですね。それを一人でやっちゃうなんて・・。正に驚きです。



 なぜかストラップだけアリアプロ2(笑)。確かギターは違ったはず。不思議です。こういう特殊な弾き方をするからでしょうか、指板のアールはほとんどついていない真っ平らなネックにしてあるようですね。

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