前回のブログで少し予告していましたとおり、とうとうフレット打ち替えにまで手を伸ばすことにしました(笑)。

 とりあえず実験台としてフロイドローズ付きストラトの1フレットを打ち替えます。本当は2フレットも打ち替えないといけないのですがまだフレットが見つかってません(笑)。ただ昔からの道具箱に1本だけフレットが転がっていたのでこれを使って1フレットのみ打ち替えてみることにしました。

 まずは古いフレットの取り外しから。昔はこの作業で失敗してしまったわけですが、今回はさすがにこの20年間で蓄積された知識というものが役に立ちます(笑)。フレットを抜くための専用の工具は持っていませんが、とりあえずカッターナイフの替え刃を使いまして作業します。

 カッターナイフの刃の部分をフレットの一弦側の端、フレットと指板の間に差し込みます。そしててこの原理でフレットを上に持ち上げるようにしますと少しずつフレットが浮いてきます。そしてこの作業を繰り返しながら徐々に6弦側に向かってフレットを浮かせながら動かしていきますと綺麗にフレットが抜けます。写真はこんな感じ。

refret1

 フレットが抜けた後を触ってみますと、若干でこぼこがありますのでこれをヤスリで綺麗に均します。そしてある程度の長さに切っておいたフレットをハンマーで打ち込みます。このとき注意することはフレットを事前に指板のアールよりも強く曲げておくことです。そうしないとフレットが指板のアールに沿って綺麗に打ち込めず、端の部分が浮いちゃうそうなのです。

 そのマニュアルに従いましてフレットを打ち込んだのがこんな感じ。

refret2

 コンコン、と軽く叩いた割には綺麗に打ち込めました。そして後はフレットの端の余分な部分をヤスリで削り、そして丁寧にヤスリで微調整していきます。そうやってできあがったのがこちら。

refret3

 ただし1フレットだけが新品のフレットですから他のフレットとは高さが揃っていないはずです。ですから実際には1フレットを他のフレットに合わせて低く摺り合わせしていかなければなりません。

 またフレットの端は安物のギター程度には仕上がっていますが、まだまだ手に引っかかる感じがします。これもこれからヤスリを使って丁寧に仕上げていかなければなりません。

 でも初めてのフレット打ち替え作業にしては上出来だと思いますね。フレットを抜くときも指板がめくれ上がることもありませんでしたし。20年前はこれがめちゃくちゃになっちゃって諦めたんですが、ノウハウさえ事前に知っておけば意外と簡単にできちゃいました。

 早くフレットを見つけて2フレットも打ち替えてみようっと。ちなみに1本打ち替えるだけなら初めての作業でも1時間程度でできちゃいます。どんな情報にも溢れているインターネットには感謝ですねぇ。

関連記事
エレキギター