スティックの握り方

2012/01/22 Sun 03:04

 久しぶりにドラムの話など。

 先日昔の音楽仲間と集まってお酒を飲みながらドラムの話をしていたときのこと。そのうちの一人は本当にプロレベルでドラムが上手い奴で、彼はレギュラーグリップでドラムを叩いていたんですが、その昔彼にドラムの叩き方を教わったときに「レギュラーグリップなんてやらなくていいですよ。マッチドで全然オッケーです。」と言われたので、いまだに私はマッチドしかやらない、という経緯があったのです。

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ドラムテクニック
 以前からこのブログに書いていましたように、今私はオープンハンドドラミングをマスターしようと練習しています。

 オープンの練習ばかりしていますと、最近では何気なくドラムを叩く真似をするときでも左手でハイハットを刻んでいるように癖が付いちゃいました(笑)。オープンを始めた頃はハイハットを左手で叩くときの違和感があってやや気持ち悪かったのですが、最近ではそれもほとんど気にならなくなってきました。

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ドラムテクニック
 楽器に関しては結構偏見を持っている人が多いですよね。いえ、そう思いません?実際。

 よくあるのはセッティングで上手いか下手かを決めつけようとするもの。特に多いのがドラム。曰く「イスの高さが高い人は上手い」「ライドシンバルが高い人は上手い」「ハイハットは3㎝空けなければいけない」等々・・。なんか妙に日本人のドラマーサイトなどを見ているとこういうことを言う人多いですよね。「これができなきゃいけない、こうしなきゃいけない」・・、特にドラムの先生をしているような人などに。

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練習、ツインペダルの話

2009/11/24 Tue 02:16

 タム回し、一生懸命毎日やってます。毎日1-2時間くらい練習してるかなぁ。おかげでだいぶコツを掴んできましたよ。今にして思えばよくこの練習をしないで今までスタジオやライブで叩いていたものだな、と思いますね。タム回しの練習こそ家でやんなきゃダメですよね。

 いまはサイレントドラムでいいのがいっぱいありますから、最近の若い方々はどうりで上手に叩けるはずだなと思います。私も若い人達に負けないように一生懸命頑張って練習します。やっぱりおっさんはオッサンなりにうまくないとかっこわるいですからね。

 さてそれとツインペダルの話。昔ながらにドラムを叩いている私たちくらいの年代の人にとって、ツインペダルはツーバスの省略版というイメージのようで、そのため音楽的にもヘビメタ、ハードロック系の人間が使うもの、というイメージがあるようです。

 なので同年代のドラマーと話をしていて「ツインペダル使わないんですか?」と訊くと、「いやー、ツインペダルを使うような音楽じゃないから・・。」という答えが返ってくることが多いんですね。でも今の時代、ツインペダルはプロのドラマーにとってはジャンルを問わず必需品のようになっていますよね。

 例えばツインペダルがなかった頃はシングルだったけれども今はツインペダルを使っているベテランドラマーって結構多いですよね。スティーブ・ガッド、スチュワート・コープランドなんかそうですし、デニス・チェンバース、ヴィニー・カリウタ、デイヴ・ウェックル、スティーブ・スミスなどはバリバリ使ってますよね。当然神保彰や則竹裕之も使ってますし、もはやフュージョン系ドラマーにとっては全世界的に必須アイテムとなってますよね。

 やっぱりツインペダルって使いやすいんですよね。サウンド的にもバスドラが出過ぎませんしね。で、ルックス的にもヘビメタっぽいツーバスト違ってちょっと洗練された雰囲気がありますしね。多分先ほどのベテランドラマー達もツーバスだったらめんどくさいしダサイけど、ツインペダルなら簡単だしセッティングも変わらないし、ルックスも一見コンサバなドラムって感じがするのでオーケー、ってところがあったんじゃないですかね。

 だから皆さんも普通にツインペダルを使ったどうですかね?歌ものだからツインは、とか静かなジャズだからツインは、って関係ないですよ。フュージョン系のドラマーのプレイをYoutubeのビデオなどでじっくり研究するとツインペダルを使った素敵なフレーズって結構あるものですよ。

 だって今やスティーブ・ガッドでも使うツインペダルですよ。彼を神のように崇めて慕ってきた我々の世代以上のドラマーだってもはや使わない言い訳はないでしょう?使ってみれば便利なものですよ、ホントに。

 まあもちろんライブなどではペダルを二つ持ち歩くのがめんどくさいし、別にシングルペダルで困ることもほとんど無いでしょうから敢えてシングルにしているという方も多いとは思いますが。まあでも毛嫌いせずに一度トライしてみてくださいよ。結構プレイの幅が広がりますよ。
ドラムテクニック
 オープンハンドでの練習をやってます、とずっと前のブログに書きましたが、今でも一生懸命やっていますよ。だってこれは腰の悪い私がこれから先もドラムを続けていくためには絶対にマスターせざるを得ないことだからです。クローズドではどうしても体が左に曲がり気味になりますし、そもそも手を交差してタイコを叩いていること自体が本来は無理がある話なんですよね。

 多分クローズドになった理由ってこういう感じだと思うんです。まず右手が器用に動くもんだからリズムを細かく刻むプレイは右手にさせよう、と。それからシンバルを二枚重ねるといろいろと面白いことが出来るからそれを足でコントロールさせて、そいつでリズムを刻もう、と。でもバスドラは強い右足で踏んだ方がいいから、ハイハットは左足で踏もうか、と。じゃあしょうがないんでリズムを刻む右手を反対側の左側にもって来ようか、って理由だと思うんですよね。

 じゃあ最初の「右手でリズムを刻まなくっちゃ」っていう部分を左手で出来るようにすれば手を交差させなくてもいいわけですよね。別にハイハットを力強く刻む必要はないですから、左手がある程度器用に動くようになればいいわけですよね。それは普段の基礎練習でもやるわけですから別に難しい話じゃないですよね。でもネットではオープンの悪い点を挙げる人も見かけます。「そんなに合理的な奏法なら、もっと多くの人が取り入れているはずだ。取り入れていないということはクローズドの方がよいからに違いない。」と断言する人もいますが、それは明らかに違いますよね。みんながオープンをしないのは単純に「慣れてないから」。あるいは「誰もオープンを教えてくれなかったから」。

 レギュラーグリップに慣れている人が「レギュラーに慣れているから」という理由でレギュラーグリップを続けているのと一緒です。普通に考えれば、マーチングをして歩きながら叩くわけでなければレギュラーグリップなどという摩訶不思議なスティックの握り方などする必要はどこにもないのです。だって自然に棒を握ってタイコを叩いて鳴らそうとする場合、手のひらを上に向けて親指で挟み、中指と薬指の間に棒を通して手のひらを回しながら叩こうなんて誰が考えますか?なんで左手だけこんなに力を入れにくい方法で棒を握ってタイコを叩く必要があるんですか?普通棒を「グッ」と手のひら全体で握って叩くでしょ。だってそれが一番楽ですもの。

 ただ昔の人が歩きながら太鼓を叩くときにはマッチドグリップだとどうしても叩きにくいから、仕方なく左手をこういう「イレギュラーな」握り方に変えて練習してマスターしただけの話なんですよ。だからドラムセットを叩く場合には本来全く関係ない話なんですよ。それでもいまだにレギュラーグリップをなんとなく良いと信じている人が多いのは、単純にマッチドグリップでドラムを思うように教えることが出来なかった先生達、師匠達が悪いんでしょうね。世の中にオープンを教えてくれる師匠がいないのと同じですよ。だって右手はマッチドで普通にプレイできるのに、左手だけをレギュラーにする理由が有るわけないですもの。左手もマッチドにすれば特別な練習が一つ不要になるじゃないですか。そっちの方が単純に楽だと思いません?

 でもレギュラーが悪いとは思いませんよ、それは慣れの問題ですからね。昔からそればかりしていればレギュラーの方が楽になっちゃうかも知れませんからね。でクローズドも同じだと思うんですよ。あんな不自然な手の形でも、そういう風にドラムがセットしてあって、そういう風に叩くもんだと誰もが教えられてきたので何も疑問に思わずにクローズドにしているだけだと思うんです。確かに左手でリズムを刻むのが難しい、と思う向きがあるかも知れませんが、でも初めてスティックを握る人がレギュラーグリップをマスターするよりもオープンをマスターする方が多分ずっと簡単だと思いますよ。だって手は極力交差させないで叩くのが一番合理的に叩けますからね。

 またオープンを批判する人の中には「フレーズを左手から始めることに無理がある」という人がいますが、別にオープンだからといって全てのフレーズを左から始めなきゃいけないわけでもないですよ。それはオープンを完全に勘違いしていることで、別に右からフレーズを叩き始めるのが楽であれば右から叩き始めればいいんじゃないですか?だってタム回しは右から叩く方がどう考えても楽でしょうし、両手でハイハットを刻む必要があれば右から始めた方が手がオープンになって楽でしょう?単に左側にあるハイハットを叩くときに手を交差させないでおこう、って言う程度の話なわけですからね。オープンはそもそも「楽に、合理的にドラムを叩く」ための方法ですから、別に堅苦しくルールを決める必要はありません。元々クローズドに慣れている人なら右からフレーズを叩くのは楽ですから左始まりと右始まりのフレーズをテキトーに織り交ぜながら叩くのは楽でしょう?自由に楽に叩けばいいんですよ。

 だから結論を言えば「慣れ」の問題だと思いますよ。要は左手でハイハットを、右手でスネアを叩けるようになればいいだけの話ですからね。ゆっくりやれば誰にでもできるんじゃないでしょうかね。オープンは堅苦しいドラムプレイの既成概念を解き放してくれる、とても自由なプレイスタイルだと思いますね。もちろん練習は沢山しないとマスターできませんけど、マスターできればプレイの自由度は飛躍的になると思いますけどネェ。それと日常生活の腰痛防止と良い姿勢維持のためにも(笑)。

 頑張ってライブで披露できるレベルまで高めます!
ドラムテクニック
 この2,3日あたりからちょっと本格的にレギュラーグリップの練習を始めました。まあこの年で新しいことに挑戦するというのは脳のためにもいいことですし(笑)、結構レギュラーグリップ自体面白いものなので修得してもイイかな、というのもありますね。

 なぜ20年近くもマッチドばかりでやってきていて今更レギュラーなのかというのは確かにあるのですが、やはり有名ジャズ系ドラマー達がみんなレギュラーであるというのがありますかねぇ。最初にレギュラーグリップってイイなぁ、と思ったのはスティーブ・スミスの教則ビデオを見ていてですね。

 スティーブの技を真似しようとするのですが、スティーブのように上手くスネアのアクセントができないんですね。何でだろうとずっと悩んだ末、「ああきっとこれはグリップの違いによるんだな」と何となく思ったものです。つまりマッチドだとどうしても左手がスネアを叩く力が強くなってしまいものすごく小さな音って出し難いんですね。ところがレギュラーだと左手はスティックを下から支えているもんですから優しくスネアの打面に「置く」ように叩くことができるんですよね。それできっと左手のアクセントが微妙につけられるのだろうと結論づけていたわけです。

 まあそれもありますし、やはりジャズ系の人たちがいまだにレギュラーグリップを使っているところにレギュラー独特のニュアンスというものがあるのではないかとも思いますし、それ以外に見た目がなんとなく単純にかっこいいというのもありますね(笑)。

 オープンドラミングを目指している私としてはマッチドの方が理にかなっている気もするのですが、とりあえず何事も経験が大切。レギュラーを今までやったことがないのですからやってみなければ良いも悪いも分かりませんからねぇ。

 とりあえずマッチドと同じくらいのレベルでロールができるようになれば実用上問題はなさそうですので、それを目指してがんばります!できるようになったら早速練習やステージで披露しようっと。
ドラムテクニック

スティックのグリップ

2007/08/20 Mon 01:34

 ドラムを叩く皆さんなら経験があると思うのですが、スティックの握り方って悩んだりしませんか。特に自分が好きなドラマーと握り方が違っていたりすると無性に直してみたくなる気がしませんか?

 私もつい最近まで(というか今でも時々)「どうやって握るのがいいかなぁ」と色々試してきたクチです。でも今は気にしないことにしています。ゴルフでも何でもそうですが、日本人はやたらと型から入ってしまう傾向がありますが、まあそれほど型にこだわる必要はないんじゃないかという結論になったわけです。要は自分が叩きやすければ良い、もし叩きにくければ変えればよい、そんな感覚でいいんじゃないかと思うわけです。

グリップ1 だってYouTubeでいろんなプロのドラミングを見ていても、結構みんな好き勝手なグリップで叩いています。普通のプレイの時とロールの時に若干グリップを変える人もいます。実は私が悩んでいたのはこれで、私はロールの時とそれ以外の時で左手のグリップを変える癖があったのです。

 私はマッチドグリップしか出来ないのでこれで叩きますが、左右とも通常は普通のアメリカンスタイルの握りで叩きます。(写真1)ところがロールを行うときになると左手はフレンチよりさらに手のひらがやや上向きになって指も開き気味になってくるのです。いわゆる本当の意味でのティンパニーグリップに近くなるのです。

グリップ2 これは昔ほとんど完璧なティンパニーグリップでスティックを持っていたのですが、そのころにロールの練習を一生懸命していたときからの癖なのです。その後ティンパニーグリップでは少しパワーが足りないな、と感じ始めてもう少しスティックをしっかり握るように変えていったのです。しかし左手だけはロールの際粒をそろえようとするとティンパニーグリップ以外ではどうしても上手くできないので昔のティンパニーグリップの頃の癖が少しでてきてしまうわけです。(写真2)握りを変えない方がプレイに無駄がなさそうなのでロールの時もアメリカンで行きたいなとずっと思っていたのですが、どうしても私には無理みたいです。

 そうやって悩んでいたのですが、先ほどのようにYouTubeで色々なプロのドラマーのグリップをよく観察していると、いやいや、みんな結構好き勝手にやってますよ。私と同じようにロールの時に左手だけ開いてくる人もいますし、レギュラーグリップの方々は本人もほとんど意識していないのでしょうが場面場面でかなり左手の握りは変わっています。

 だから私も気にしないで自分が一番いい音を出せるスタイルで叩けばいいんじゃないかと開き直ったわけです。世の中には「なんとか奏法」とか言って「関節の動きを最も有効に利用する」とか色々あるみたいですが、別にドラムのグリップに正解がある訳じゃありませんし、いい音といいプレイができればスティックの握りなんて大した問題じゃありませんよ。イスやシンバルの高さだって、ペダルの使い方だって、レギュラーグリップかマッチドかだって人それぞれ全員違うし、みんな上手に叩いているじゃないですか。

 ということで結論としては握りは自分の好き勝手にやることにして、そんなしょーもないことにこだわるよりもっとリズムやフレーズの勉強と強化をする方が大切だ、ということに至ったわけです。

 皆さんもお好きなドラミングスタイルで叩いたらいいんじゃないかと思いますよ。別に好きなプレーヤーの真似をしなきゃならないことはないと思いますし、自分にとってベストなやり方があるのであれば、それは自分の奏法として確立すればいいんじゃないでしょうか。それを磨いていけばいずれそれが自分の「個性」になるわけですから自分に合った叩き方を自分で見つけることが大切だと思います。

ドラムテクニック
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